[2016.02.14] 【戦評掲載】「アウェイ」2月14日(日)vs横浜ビー・コルセアーズ
アーノルド爆発で大勝!
第1Q 横浜22-25新潟
序盤から両チーム、得点を奪いあう展開となる。横浜は昨日と一転、インサイドでヘンリケスが積極的にリングに向かい、スターターとなった前田も3Pやゴール下での合わせでチームに勢いを与える。新潟はリードのシュートタッチが良く精度の高いジャンパーが次々と決まる。一時、新潟が18-23と抜け出すが、横浜が終盤、ゴール下で踏ん張る。
第2Q 横浜36-54新潟(14-29)
開始1分で横浜が固い守備からチャンスをつかみ、25-25と同点に追いつく。しかし新潟もローポストへのWチームや相手ガード陣へのドライブに対して体を張って潰しにかかる。攻撃でもアーノルドのバスケットカウントや佐藤公の3Pで一気に突き放し、残り5分をきって28-44と16点差をつける。横浜はオフィシャルT.O後にルーズボールから流れを引き戻したかに見えたが速攻を決めきれず、新潟に逆襲を受けて、点差を広げられて後半へ。
第3Q 横浜58-80新潟(22-26)
新潟は横浜のペイントエリアへの突破に対して外国籍選手のブロックショットで応戦。攻撃ではパプがゴール下で合わせて、中盤には40-65と25点差とこの試合最大点差をつける。横浜はオフェンスリバウンドから山田が3Pを沈め、河野とホールで中を攻めるも、新潟・アーノルドの勢いを止めることができずに最終Qへ。
第4Q 横浜83-104新潟(25-24)
横浜は立ち上がりゾーンDFを敷くも、新潟・アーノルドにそのうえから外角を沈められる。守備でリズムが作れず、攻撃ではリングへのアタックでファウルを得るが、フリースローの成功率が上がらない。新潟はベンチメンバーを起用しながらも、要所で3Pや速攻が決まり、危なげなく逃げ切った。
全体
新潟はアーノルドが9本の3Pを含む41得点をあげる活躍で5連勝をマーク。1Qこそ競った展開となったが、インサイドの厚い守備と外角攻勢で2Q途中に突き放して流れを呼び込んだ。一方、横浜は今季最多失点で、シーズン2度目の4連敗。
■観客数:1614人
試合結果
横浜ビー・コルセアーズ 83-104 新潟アルビレックスBB
1Q:22-25
2Q:14-29
3Q:22-26
4Q:25-24
スターティング5
#10ファイ・パプ・ムール
#18加藤竜太
#23佐藤公威
#34ウェイン・アーノルド
#42ライアン・リード
主な個人成績
#34ウェイン・アーノルド 41得点、8リバウンド、6アシスト
※1試合の得点数のクラブ記録更新
#42ライアン・リード 22得点、7リバウンド、5アシスト
#23佐藤公威 15得点、3リバウンド
#10ファイ・パプ・ムール 12得点、13リバウンド、6アシスト
#13小松秀平 6得点
#18加藤竜太 4得点、4リバウンド、3アシスト
通算成績
東地区4位
34試合22勝12敗、勝率.647
中村和雄ヘッドコーチコメント
アーノルド、パプ、ライアンは非常に良い関係を築けており、試合にも良い影響をもたらしている。3人ともおごらず努力するので、他の選手も学んでくれればと思います。ガードは若手を争わせて育てている。与えられたチャンスに対して、試合に出てるからといって満足せず、謙虚に努力してもらいたい。チーム全体で良い状態ですが、また気を引き締めてやっていきたいと思います。