[2015.10.18] 【戦評掲載】「アウェイ」10月18日(日)vs岩手ビッグブルズ
新潟が負けなし6連勝と開幕ダッシュに成功
第1Q 岩手12-26新潟
開始からファウルとなるも寒竹が気迫のディフェンスを見せる岩手。新潟の前からプレスをかけて岩手をけん制していく。岩手は新潟のディフェンスに寒竹が裏を取るなど巧みに加点。しかし、岩手のゾーンDFに対して外角を決める新潟がリードを得ていく。石川のドライブやクウソーとジョンソンの巧みなコンビプレイが決まるも、小松、仲西に外から射抜かれ、14点差。
第2Q 岩手24-41新潟(12-15)
序盤は新潟のミスを見逃さずに藤江と永田らが加点していく。クウソーがリバウンドを奪うと、藤江のドライブを起点に7点差まで追い上げる。新潟はファイのインサイドから武井らが決めていくと、ゴール下のディフェンスで岩手をシャットアウトし流れを変える。要所で小松らが3Pを決めて17点差に差を広げる。
第3Q 岩手44-64新潟(20-23)
岩手のゾーンDFに対してパスを細かく繋いでフリーで打つ新潟。岩手は石川がドライブで加点。新潟も武井が仕掛けていくなど日本人が果敢にアタックする。新潟のゾーンに対して外から狙う岩手。お互い飛び道具も出るなど互角の攻防を展開し試合が進んでいく。終盤にクウソーがリバウンドから加点するも、差は20点差に。
第4Q 岩手73-84新潟(29-20)
開始から速攻を決める岩手。しかし、ゾーンDFに対して佐藤公から小松、佐藤公と巧みにボールをまわして攻めていく新潟がリードを守っていく。ヒンクルの外角も決まりリードを広げる。岩手はハリス、ジョンソンにボールを集めていくも新潟を止められない。終盤に藤江が速攻に3Pにと一気に加速して追い上げるも、時既に遅し。ホームで痛い連敗となった。
全体
新潟は岩手のディフェンスを前にミスが目立ったが、小松や仲西の外角が好調で序盤でリードを得るとそのリードを生かして逃げ切った。佐藤公と小松のベテランに加え、武井やファイの積極性が合わさり岩手を寄せ付けなかった。岩手は藤江と石川らが奮闘するも、新潟のディフェンスに苦しんだ。
■観客数:1282人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
試合結果
岩手ビッグブルズ?73-84 新潟アルビレックスBB
1Q:12-26
2Q:12-15
3Q:20-23
4Q:29-20
主な個人成績
#23佐藤公威 16得点、3リバウンド
#6チャールズ・ヒンクル 15得点、6リバウンド、3アシスト
#13小松秀平 14得点、8リバウンド、4アシスト
#10ファイ・パプ・ムール 11得点、12リバウンド、4アシスト
#7武井弘明 9得点、2リバウンド、3アシスト
#25仲西翔自 8得点、4リバウンド
ヘッドコーチコメント
新潟アルビレックスBB:中村和雄ヘッドコーチ
岩手が今日相当頑張ってくるのは分かっていた。岩手が宮古での試合を特別にしているように、私自身も特別な2日間だったし、負けられなかった。先週から仲西が調子を上げてきており、今日も良く頑張ってくれた。
岩手ビッグブルズ:勝久ジェフリーヘッドコーチ
宮古で2連敗してしまったことは本当に悔しい。選手たちは頑張ってくれた。全ては自分の責任。もっと始めから選手に危機感を持たせる必要があったし、リーダーシップを自分が発揮しなければいけない。今節は本当にそれに尽きる。