[2015.10.12] 【戦評掲載】「ホーム」10月11日(日)vs横浜ビー・コルセアーズ
ヒンクルが34得点の活躍で新潟が開幕4連勝
第1Q 新潟30-16横浜
新潟がリードの1on1で開始13秒に早くも先制。横浜はヘンリケスのゴール下で加点。トランジションで早く攻め入る新潟は内外からバランスよく攻めるなど開始90秒足らずで8-2とリードを奪う。横浜は新潟のディフェンスを前に外から狙っていき開始3分でようやく追い上げにかかる。終盤に新潟のディフェンスを前に速攻を許してしまうが、堀川の3Pなどで何とか14点差で第1Qを終える。
第2Q 新潟46-38横浜(16-22)
リバウンドや速攻で横浜が開始75秒で一気に8点差につめる。河野が積極的にボールを持ってリズム作っていく。新潟は横浜のディフェンスに苦労する中、中盤にヒンクルを投入。一時はジョンソンの3Pなどで7点差に追い上げられるも、タイムアウトで体制を整えた新潟はヒンクルの3Pで息を吹き返す。細かいパスで繋いでいく新潟がヒンクルにボールを集める。横浜はペネトレイトの外から確率良く決めていき8点差で後半へ。
第3Q 新潟69-54横浜(23-16)
パスミスから新潟が速攻を決めていく。横浜はジョンソンのドライブで崩し外から決めていくと、ヘンリケスのダンクも決まって開始2分19秒には4点差まで追い詰める。ヒンクルが3連続3Pを決めて新潟が勢いづくとリバウンド争いでも競り勝ちじわじわと点差を離して15点差に。
第4Q 新潟89-74横浜(20-20)
佐藤公の3Pで先制する新潟。ドライブを併用してフリーを作っていく新潟がリードを守っていく。中盤には武井がゴールに向かって得点を演出。横浜はインサイドから展開してジョンソンらが外から仕掛けていくも、新潟のインサイドを止めきれず、点差を縮めることが出来ずに試合終了。
全体
試合の出だしから新潟が内外から得点を重ねてリードすると、その後はリードを奪われることなくそのまま勝利した。横浜はヘンリケスのインサイドとジョンソンの個人技中心に追いすがっていくも、ヒンクルのビックプレイが決まるなど新潟が勝負どころで上回った。ミスが少なく、インサイドで勝った新潟が開幕4連勝を飾った。
■観客数:3273人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
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試合結果
新潟アルビレックスBB?89-74 横浜ビー・コルセアーズ
1Q:30-16
2Q:16-22
3Q:23-16
4Q:20-20
主な個人成績
#6チャールズ・ヒンクル 34得点、7リバウンド、1アシスト
#10ファイ・パプ・ムール 24得点、11リバウンド、5アシスト
#13小松秀平 12得点、2リバウンド、5アシスト
#23佐藤公威 9得点、8リバウンド、7アシスト
#42ライアン・リード 6得点、5リバウンド、4アシスト
#7武井弘明 4得点、1リバウンド、4アシスト
ヘッドコーチコメント
新潟アルビレックスBB:中村和雄ヘッドコーチ
昨日と同じまま試合に入ったらしっぺ返しを喰らうと思っていました。1日目負けたチームは次の日死に物狂いでくるし、その中で勝ち続けることで力がついてくる。チームは悪い状態ではないし、勝つことは大切なこと。ホームで2つ勝てたし、少しずつブースターの皆さんのことも巻き込んでこれたかなと思います。
横浜ビー・コルセアーズ:青木勇人ヘッドコーチ
選手は昨日の負けからカムバックして良くやってくれたと思います。始めの14点差が最後まで響いてしまった。それ以降は逆転のチャンスもあったが、もったいないミスや大事なところでチームのルールの遂行能力に欠けてしまった。ただ選手は本当に良くやってくれましたし、誇りに思います。