[2015.03.01] 【戦評掲載】3月1日(日)TK bjリーグ2014-2015シーズン公式戦vs富山グラウジーズ
新潟がアウェイで2日連続の接戦を制す
第1Q 富山20-18新潟
ゲーム開始から両チーム共にタイトなディフェンスを展開し、どちらもペースを掴めない。しかし、富山が徐々に積極的なディフェンスから速攻を決めるなど攻撃のリズムが良くなってくる。終盤、新潟は外のシュート精度が上がり、点差を一気に詰め、第2Qへ。
第2Q 富山33-39新潟(13-21)
新潟の佐藤公が外のシュートや巧みなパスからチームを引っ張っていく。富山はパスミスからのターンオーバーが増え、新潟はそのチャンスをきっちり決める。新潟は中盤から早いパス回しの3Pやケネディの個人技などで点差を広げる。富山は相手のチェックの厳しいディフェンスを崩せず、自分達のオフェンスを展開できず。新潟リードで前半を終える。
第3Q 富山56-59新潟(23-20)
新潟は前半同様、佐藤公が好調で中、外とシュートを決め、チームを盛り上げる。富山はインサイドを中心に点差を詰めていく。中盤から富山の城宝が積極的にオフェンスをし、3Pやファウルをもらい、フリースローを確実に決めチームを引っ張っていく。富山が追い上げ最終Qへ。
第4Q 富山71-82新潟(15-23)
開始直後に富山のホーンがスティールからダンクを決めるなど好スタートを切る。しかし、新潟は残り8分3秒でサリバンが速攻をブロックするなど逆転はさせない。また、新潟はインサイドが好調でリードを広げていく。富山は終盤、追い上げたい状況でシュート精度が上がらず。新潟は前がかりになった富山を逆手に取り、点差を広げ、勝利を収めた。
全体
新潟が2日連続で接戦を制した。新潟はケネディ、佐藤公が多く得点を重ね、チームを勝利に導いた。富山は城宝が25点を記録するが、他の選手の得点が伸びなかった。また、前日好調だったインサイドの調子が良くなかった。新潟はパス回しが良く、多くのアシストを記録し、チームオフェンスを展開した。新潟がアウェイで連勝を飾った。
■観客数:1745人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■文責:加藤紀幸
ヘッドコーチコメント
富山グラウジーズ:ボブ・ナッシュHC
2つのQで勝って、2つのQで負けたということで、良いプレイができたときもあれば、向こうに流れを掴まれてしまったときもあると思います。グラウジーズと競い合ってきた新潟に負けたということは残念です。試合の結果は変えられないので、これから先に意識を変えて、青森戦への準備をしていきたいと思います。
新潟アルビレックスBB:平岡 富士貴HC
二日間、とてもタフなゲームでした。アウェイという中、新潟のブースターが我々にたくさんエネルギーを与えてくれたことに感謝します。選手たちには二日間、80分間、すごくファイトしてくれたことに感謝します。来週からまた反省を活かして、上を目指して頑張っていきたいと思います。