[2015.02.22] 【戦評掲載】2月22日(日)TK bjリーグ2014-2015シーズン公式戦vs秋田ノーザンハピネッツ
終始リードし続けた新潟が勝利
第1Q 秋田20-26新潟
新潟はケネディを中心にインサイドから攻め込むと、秋田はアウトサイドからロビー、ボイキンが攻め、中盤まで僅差の展開が続いた。終盤、新潟はサリバン、カーターのコンビネーションで抜け出すと、さらに秋田のパスミスにも付け込みリードを広げた。
第2Q 秋田35-42新潟(15-16)
序盤、両ディフェンスが機能し得点が入らない。沈滞ムードを破ったのは新潟だった。アウトサイドからの攻撃を中心に佐藤公の連続得点で加点した。一方の秋田はフリースローを沈め、ロビーの豪快なダンクで対抗するが追いつくまでには至らない。
第3Q 秋田65-69新潟(30-27)
追いかける展開になった秋田は田口を攻撃の中心に詰め寄るが、新潟のバン・トリースに攻め込まれ流れを引き寄せることができない。しかし終盤、竹野のインサイド突破や大塚の連続3Pで4点差に縮め、勝負は最終Qに持ち込まれた。
第4Q 秋田83-93新潟(18-24)
追いかける秋田はスティーブンスのインサイド攻めで2点差とする。新潟はフリースローを確実に沈め秋田に流れを渡さない。それでも秋田は田口の3P、ボイキンの個人技と粘りを見せた。しかし追い上げもそこまでだった。終始リードし続けた新潟が勝利した。
全体
第1Qは僅差の展開が続いたが、終盤のフリースローの成功率の差が得点に表れた。第2Q以降、常に新潟がリードし試合は進行した。秋田はインサイド攻めで流れを掴みかける場面が何度もあったが後が続かず、逆転とはならなかった。秋田の反撃をかわし流れを渡さなかった新潟が勝利した。
ベストプレー
第2Q 残り3:41 秋田・ロビーの豪快なダンク
第3Q 残り4:31 秋田・竹野のインサイド攻め
第4Q 残り7:22 新潟・カーターの相手に流れを渡さない2P
ヘッドコーチコメント
秋田ノーザンハピネッツ HC: 長谷川 誠
1対1のディフェンス、特にインサイドが抑えられたうえに、あれだけリバウンドを取られると厳しい。しかし、これを今後チームが良くなるための材料として捉えたい。次回を見据えてしっかりと準備し、努力を続けていきたい。
新潟アルビレックスBB HC: 平岡 富士貴
イースタンカンファレンス首位の秋田と良いゲームができ、学ぶことも多く感謝している。選手たちは強い気持ちを持って最後まで戦い抜いてくれた。今後の戦いでもこの気持ちを忘れずに精進していきたい。
■観客数:3,158人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■文責:山田有輝