[2015.02.21] 【戦評掲載】2月21日(土)TK bjリーグ2014-2015シーズン公式戦vs秋田ノーザンハピネッツ
終盤の猛攻で秋田が大逆転勝利!
第1Q 秋田20-17新潟
両チームのディフェンス陣が機能し、序盤はロースコアな展開となる。中盤以降は新潟のケネディの連続3P、秋田はアウトサイドからの攻撃で応戦し点の取り合いとなる。しかし両チームとも決定力に欠け僅差の展開が続く。
第2Q 秋田31-33新潟(11-16)
第2Qも僅差の展開が続く。序盤は取っては取られる展開、中盤は互いにシュート精度を欠き得点することができず、両チームとも主導権を握ることができない。終盤、フリースローを確実に決めた新潟に対し、沈められなかった秋田の差が点差に表れた。
第3Q 秋田58-68新潟(27-35)
新潟が秋田のミスやディフェンスを崩し得点差を広げる。序盤で10点差をつけリードする。一方の秋田も反撃を開始する。ロビーの3P、インサイドからの攻めで点差を縮める。しかし、ここでもディフェンスが崩され新潟のアウトサイドからの攻撃に苦しみ、得点差は再び10点差となる。
第4Q 秋田82-77新潟(24-9)
10点差を追いかける展開となった秋田だが、大塚の連続3Pで流れを引き寄せる。一方、突き放したい新潟だが、ボールが思うように回らず得点することができない。すると流れに乗った秋田は大塚の3Pで同点、さらにブライアントの個人プレイで勝ち越しに成功、10点差をひっくり返した秋田が大逆転勝利を飾った。
全体
前半は両チームともに主導権を握れない展開が続いた。後半に入ると第3Qの序盤に秋田のディフェンスが崩され新潟がリードした。しかし第4Qでは秋田のディフェンスが機能し新潟に得点を許さず流れを引き寄せる。すると大塚の連続3P、ブライアントの個人技で第4Qの前には10点あったビハインドをひっくり返した。
ベストプレー
第2Q 残り5:24 新潟・カーターの流れを引き寄せる3P
第3Q 残り7:40 新潟・バン トリースの2P
第4Q 残り6:54 秋田・田口の逆転を呼び込む3P
■観客数:2542人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■文責:山田有輝
ヘッドコーチコメント
新潟アルビレックスBB:平岡 富士貴HC
第3Qまではプラン通り、エネルギーを出して選手はしっかりと戦っていた。第4Qは秋田の勢いにおされてしまい、結果悔しい敗退となった。明日は強い気持ちを持って良いゲームをしたい。
秋田ノーザンハピネッツ:長谷川 誠HC
前半は相手のペースで、タイトなディフェンスに苦しんだ。後半はシステムを変え、自分たちのバスケットを展開できた。特に4Qに日本人が積極的に得点に絡めたのは大きい。明日は前半からしっかりとゲームを進めていきたい。