[2015.02.08] 【戦評掲載】TK bjリーグ 2014-2015シーズン公式戦2月7日(土)vs青森ワッツ
青森が内外で新潟を上回り勝利
第1Q 青森17-15新潟
序盤はお互いミスが出るなどロースコアの出だし。新潟は外から積極的に狙っていくもリングに嫌われてしまう。青森はインサイドで安定した力を見せると、中盤から北向が連続で3Pを決めようやく初得点。その後も青森は北向を攻撃の中心に据える。新潟も小松の3Pなどで食らいつき3点差で第1Qを終える。
第2Q 青森37-31新潟(20-16)
新潟はカーターとケネディ2人を軸に展開していく。一方の青森はウィリアムスのリバウンドを武器に得点に繋ぐなどお互い譲らない。開始4分終えて25-25。インサイドで強さを見せる青森は澤口、クライバーが外から仕掛けていくと高橋の外角でリードする。新潟もサリバンがゴール下で奮闘し6点差で後半へ。
第3Q 青森60-47新潟(23-16)
新潟はケネディにボールを集めるのに対して、青森はポマーレがゴール下から加点していく。安定したリバウンドからリズムよく得点していき、青森は開始3分で9点差。新潟は青森の堅いインサイドディフェンスに対して外から狙っていくが決まらない。反対に石谷に要所で外角を決められ点差が開く。
第4Q 青森80-70新潟(20-23)
早く追いつこうと新潟は開始12秒でケネディの3Pで先制。その後も積極的に外から狙っていく。青森はタイムアウトで立て直しを図るも、その後も確率よく決めていく新潟が一桁差まで詰める。しかし、インサイド・アウトサイドバランスよく攻める青森がクライバーの外角などで再びリードを広げる。終盤に池田、ケネディがアタックしてフリースローからチャンスを得るも、追いつくには至らず試合終了。
全体
立ち上がり苦しんだ青森だったが、北向が確率よく外角を決めていき挽回すると、インサイドで力強さを見せ主導権を握った。新潟もサリバンらが奮闘し、外からケネディらが仕掛けていくも、インサイドの安定したリバウンドと外からのアタックで青森が上回った。
■観客数:1352人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
ヘッドコーチコメント
新潟:平岡富士貴HC
青森まで来てくれた新潟のブースターの皆さんに大変申し訳ない試合をしてしまった。プロとして今日はエネルギーのない試合だった。明日、切り替えて頑張りたい。
青森:棟方公寿HC
クライバーが入って最初の試合だったので、彼自身も緊張していた。コンディションも100%ではないと本人も言っていたが、いいタッチでシュートを打っていたし、彼がいることでチームのバランスが取れていた。内容はまだ全然だが、いい雰囲気だった。また全選手を使えてよかった。課題は2連勝することなので、明日も勝って喜びたい。