[2015.01.18] 【戦評掲載】TK bjリーグ 2014-2015シーズン公式戦1月18日(日)vs埼玉ブロンコス
埼玉が果敢に仕掛けるも、ホームで勝利ならず
第1Q 埼玉24-27新潟
両チーム激しい点の取り合いとなる。まずは仕掛けたのは埼玉。トランジションの早い展開に持ち込み一気に攻め込む策は永田の外角から始まった。オーモンもそれに続き、埼玉が流れを掴んだかに思えたが、新潟もそのスピードに見事に対応。ケネディが得点を重ねる。すると埼玉はミスが目立つようになってくる。永田・桝本と、頼りの日本人選手がターンオーバーを計上し、気付けば新潟がリードを奪い第1Qが終了。
第2Q 埼玉43-55新潟(19-28)
新潟は第1Qの勢いそのままにスピードバスケを展開。昨日同様に佐藤公が要所で連続得点を奪う。埼玉も中盤までは原が起点となり、ゲームメイク。外国籍選手との連携が冴え、五分の戦いを演じる。終盤は埼玉がファウルトラブルに陥り、新潟は得たフリースローをしっかり沈め、じわじわと点差を広げていった。
第3Q 埼玉62-79新潟(19-24)
後半も埼玉は諦めずに積極果敢に攻め込む。桝本・オーモンと、得点するも、その後が続かない。シュート本数は多く投じているものの確率が悪く、新潟を捉えることができない。一方の新潟はケネディが大活躍。精度の高いシュートを沈める。埼玉はディフェンスの的はわかっていてもノッているケネディを止めることができない。点差が更に開き、最終Qへ。
第4Q 埼玉86-104新潟(24-25)
序盤、新潟は埼玉の攻撃に一歩対応が遅れ、ファウルを計上してしまう。それをウィリアムスがしっかり決め、徐々に埼玉が流れを掴む。その後もジョンソン・ウィリアムスと得点し、追い上げモードに。しかし、新潟も高い対応能力を見せ、苦しいながらも壊れない。要所で佐藤公とサリバンが踏ん張り、最後まで埼玉がやりたいようなバスケットを展開させることなく新潟が100点ゲームで勝利した。
ヘッドコーチコメント
埼玉ブロンコス HC: 下地 一明
日本人の3Pはスカウティング通りできたが、ケネディとカーターの2人にやられた。そこに尽きる。ジョンソンは昨日ダメでプレッシャーがくる中、今日は良いアタックも出てきたので、今日は頑張ってくれた。今まで見てきた中で最高の外国籍選手だと思う。今後、ビックなプレイヤーになる。原も良かった。
新潟アルビレックスBB HC: 平岡 富士貴
まずは新潟から2日間駆けつけたブースターに感謝したい。ディフェンスのところをもう少しやらなければというゲーム展開でした。来週に向けて1週間ディフェンスから修正して、ハードにやっていきたい。1on1をしっかり頑張るところからチームディフェンスにもっていきたい。昨日は外からのシュートに頼っていたので、もっとリングにアタックしろ、と話し、それがファウルを誘い、フリースローに繋がった。
■観客数:1,317人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント