[2014.12.27] 【戦評掲載】TK bjリーグ 2014-2015シーズン公式戦12月27日(土)vs信州ブレイブウォリアーズ
3点差で逃げ切り、新潟勝利
第1Q 新潟17-21長野
新潟の池田の3Pで始まると、その後も池田が果敢に攻める姿が何度も見られたが、決定力に欠け、得点できない。新潟はチーム全体としても勢いがなく、得点を積み重ねることができない。対する長野は、アブカーが11得点を決めるなどの活躍をし、好調なスタートを切る。
第2Q 新潟42-38長野(25-17)
長野の仲西の3Pで始まった第2Qは、序盤に3Pの取り合いが起こり、開始2分10秒で新潟は9得点、長野は6得点を決める。だが、長野の勢いは続かず、残り6分からケネディやサリバンを中心とした新潟の得点が目立つようになる。勢いに乗った新潟は一気に逆転に成功する。
第3Q 新潟70-53長野(28-15)
第2Qからの勢いが続く新潟は、根東の得点で始まると、バン・トリースや佐藤公らも続けて得点を決める。対する長野は、鈴木や仲西が得点を決めるも、まだ第2Qからの不調が続き、思うように得点が伸びない。新潟はケネディとカーター、根東の活躍でさらに点差を広げ、第4Qに臨む。
第4Q 新潟80-77長野(10-24)
第4Qでもそれまでの勢いに乗り、さらに点差を広げたい新潟だったが、疲れが見えはじめ、それまでが嘘かのように得点が決まらず、苦しい展開となる。対する長野は、ホールやアブカーが中心となって猛攻をみせ、じりじりと新潟との点差を詰めたが、新潟がわずか3点差を守りきり、なんとか逃げ切って、ホームでの勝利を掴んだ。
全体
第1Qでは新潟が決定力不足に悩まされ、長野を追うかたちとなったが、第2Qでは長野が決定力不足に悩まされ、新潟は一気に逆転。第3Qでも勢いそのままに新潟は得点を積み重ね、長野との点差を広げたものの、第4Qでは新潟はわずか10得点と、決定力不足に再び悩まされた。対する長野が勢いを取戻して新潟の得点に迫るも、勢いに乗るのが遅かったため、猛攻むなしく、わずか3点差で新潟が勝利した。
■観客数:3227人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■文責:金田爽佳
ヘッドコーチコメント
信州ブレイブウォリアーズ:河合竜児ヘッドコーチ
信州からたくさんのブースターの方が駆け付けてくれて、チーム状況、コンディションが良くない中、後押ししてくれ、あと一歩というところまで苦しみながらも追い上げましたが、結果チームを勝たせることができなかったのは自分の責任。あれだけ頑張ってくれた選手に申し訳なく思います。今日で終わった訳ではない。明日もう一度仕切り直して選手と一緒にチャレンジしたいです。
新潟アルビレックスBB:平岡富士貴ヘッドコーチ
年内最後の2試合、初戦を勝利できたのは最後まで我慢強く選手たちが頑張ってくれたからだと思います。また、たくさんのブースターの後押しがあって勝利することが出来たと思います。明日勝って1年を締めくくることが出来るように、また気を引き締めて戦いたいと思います。
ベストプレイ
第1Q 残り9分 長野・アブカーが新潟のディフェンスを華麗にかわして決めたシュート
第1Q 残り1分50秒 長野・仲西の速い戻りからのシュート
第3Q 残りわずか 新潟・カーターのあざやかな連続3Pの2本目