[2014.12.21] 【戦評掲載】TK bjリーグ 2014-2015シーズン公式戦12月20日(土)vs横浜ビー・コルセアーズ
後半出だしで攻勢に出た新潟が勝利
第1Q 新潟16-16横浜
横浜は得点源であるナイルズにボールを集めていく。対して新潟はケネディや佐藤公、池田らが外から狙っていくなどコートを広く使って展開していく。それでも横浜が久山の3Pなどでリード。中盤には新潟・佐藤公、池田、横浜・蒲谷、山田と日本人選手が攻撃をけん引して白熱した展開に。同点で第1Qを終える。
第2Q 新潟37-30横浜(21-14)
横浜が蒲谷の3Pで先制する。新潟も小松の3Pなどで反撃していくが、ゴール下ではバン・トリース、サリバンと新潟がリバウンドで優位に立ち徐々に流れを引き寄せる。すると好ディフェンスから速攻が出始めると攻撃にも弾みがつき、残り5分3秒で10点リード。横浜もラーカイを入れてゴール下を厚くするも、新潟をとらえきれず、7点差。
第3Q 新潟61-45横浜(24-15)
プレッシャーをかけていく新潟が序盤から続けざまに横浜のボールを奪い、好スタートを切る。さらにケネディ、佐藤公の連続3Pで開始3分足らずで点差を17点に広げる。横浜はタイムアウトで気持ちを切り替えるも、ゴール下と外角を上手く使う新潟の攻撃を止められない。終盤に交代で入った河野が好プレイをみせるが16点差で最終Qへ。
第4Q 新潟91-61横浜(30-16)
横浜は蒲谷が攻撃の起点となる。新潟は巧みなパスワークでマークをずらし、着実に得点を重ねていく。特にサリバンがゴール下で躍動すると残り5分27秒にはダンクを決めて試合を決定づける。横浜は新潟の守備を前に良い形が作れずに、反撃できないまま試合終了。
全体
前半は横浜・蒲谷、山田に加え、久山が要所で外角を決めるなど互角の戦いを演じた。しかし、後半に入ると出だしでディフェンスで仕掛けた新潟がリードを広げると、ゴール下のリバウンドを安定して奪い、着実に得点を重ねていった。池田の外角も好調で16得点の活躍。
■観客数:2882人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
ヘッドコーチコメント
横浜ビー・コルセアーズ:勝久マイケルHC
出だしは正しい気持ちでゲームに入ることができたと思います。そこから少しずつ自分たちの遂行力の無さ、ミスで少しずつ点差を離されてしまった。後半修正したいところで、ミスが続き、ターンオーバーが目立ちイージーな得点を重ねられてしまった。明日は一つ一つのミスを修正して40分間戦っていきたいと思います。
新潟アルビレックスBB:平岡富士貴HC
今週自分たちの修正を中心に1週間やってきました。その辺は少し表現出来たと思います。ただ、ルーズボールの反応が遅い、出来ていない場合があるので、それをものにすればもっとテンポよく、いいリズムになると思います。また明日ホームで連勝できるように頑張りたいです。