[2014.12.14] 【戦評掲載】TK bjリーグ 2014-2015シーズン公式戦12月14日(日)vs福島ファイヤーボンズ
福島が狩俣の活躍でホームで勝利
第1Q 福島19-9新潟
立ち上がりこそ、お互いシュート成功率がよく得点の奪い合いとなる。福島はジョーンズ3世、新潟は佐藤公、池田らが中心となって攻撃を展開。しかし、中盤に入ると福島の執拗なディフェンス前にシュートが決まらなくなる新潟に対し、福島は速攻に狩俣のシュートなど徐々に点差を広げていく。新潟は終盤にタイムアウトを取るも、残り35秒に再び狩俣に3Pを決められ、19-9で第1Qを終える。
第2Q 福島31-20新潟(12-11)
第1Qの勢いそのまま、増子が開始12秒で3Pを決めるなど好スタートを切る。新潟はオフェンスリバウンドに積極的に絡み攻勢に出るも決めきれない。再び増子に決められ、残り6分50秒に15点差となったところで新潟はタイムアウト。福島は着実に得点を重ねるも新潟がリバウンドから流れを引き戻す。残り1分35秒、ヒューズのダンクなど福島が終盤に粘り、11点差で後半へ。
第3Q 福島48-43新潟(17-23)
開始から池田が積極的にゴールに向かうと、佐藤公の外角とベテランのシューター陣がけん引して点差を縮めていく。福島は村上の外角などで追いすがるも、ゴール下で新潟に主導権を握られ、ゴール下から追い上げられると、残り6分5秒にケネディに外角を決められてしまう。点差は4点に。福島は狩俣が2本、ジョーンズ3世の1本の3Pで何とか食らいつき5点差で最終Qへ。
第4Q 福島59-54新潟(11-11)
序盤からお互い長短を織り交ぜ、攻勢に出るもお互いにファウルが出始め思うように得点には至らない。焦りからかミスも目立ちはじめ流れをつかめない。5分終えて51-50。苦しい時間帯が続く中、シャノンのフリースローで福島がリードを得ると、守備でミスを誘う。残り2分9秒、シャノンがダンクを決めて4点リードとすると、新潟のシュートミスにも助けられ、福島が勝利した。
全体
立ち上がりに狩俣の外角を中心にリードした福島であったが、第3Qで新潟のリバウンドを奪われ接戦の展開となった。お互いミスが多くロースコアの展開となる中、終盤にディフェンスで粘った福島がチャンスを生かして勝利した。
■観客数:1225人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
ヘッドコーチコメント
福島ファイヤーボンズ HC: 藤田 弘輝
昨日の悔しい敗戦からチームがよく一丸となって守りきってくれた。まだまだタフな相手が続くので、しっかりディフェンスから福島らしく勝ちきるチームになっていきたい。
新潟アルビレックスBB HC: 平岡 富士貴
両チームロースコアだったので、求めているものではなかったと思うが、最後、福島は我慢強く戦ったので、また、うちが我慢できずに終わってしまったので、そこに差がでたと思う。