[2014.11.23] 【戦評掲載】TK bjリーグ 2014-2015シーズン公式戦11月23日(日)vs京都ハンナリーズ
全員バスケで京都3連勝、再び連勝街道へ
第1Q 京都14-15新潟
序盤からペースに乗った新潟は、バン・トリースのリバウンドを起点としてボールを奪っていくと、ケネディがオフェンスの先頭に立って指揮を執り、京都のディフェンスを翻弄。崩れたディフェンスを狙って攻撃を仕掛けていく。一方点差を広げられた京都は3Pを狙っていくもシュートが決められず、勢いづいた新潟に押されてしまう形に。タイムアウト終了後に一気に3人の選手を入れ替えて立て直しを図るも、追いつくことなく第1Qを終える。
第2Q 京都28-23新潟(14-8)
第1Qで勢いづいたはずの新潟は序盤からファウルを連発。これを逆手に取った京都は、瀬戸山がゴール下でノーマークだったパルマーにアシストする等のチームプレイに変えていく。新潟は佐藤公が3Pやアシストで躍動するも、このQでの得点は、佐藤公・バン・トリース・サリバンの8点のみ。京都へ主導権を渡してしまう。
第3Q 京都52-40新潟(24-18)
京都は綿貫が中心となってオフェンスの体制を整えると、パルマーにボールを集めて得点を量産。前半での勢いをそのままに、得点を重ねていく。一方の新潟は、徐々にターンオーバーが増えていき、京都の手玉に取られてしまう状態に。選手をこまめに入れ替える策に出るも、京都のプレッシャーに押されて上手く身動きを取ることができない。
第4Q 京都74-58新潟(22-17)
ディフェンスが荒れ始めた新潟は再びファウルを連発してしまい、京都にチャンスを与えてしまう。それでも終了2分前にはサリバンが計8点を稼ぎ、最後まで勝利への執念を見せ続ける。リードする京都は新潟のディフェンスを上手く避けて動きの幅を広げると、余裕あるシュート体制を作り出し、新潟に追いつかせる隙を見せない。終了5分前にはウォーレンが個人技を光らせ、最後まで流れを引き渡さなかった。
ベストプレイ
第1Q 残り3:55 新潟・バン・トリースの攻撃に勢いをつけるダンク
第3Q 残り0:01 京都・コッツアーのブースターが沸いた3P
第4Q 残り4:38 京都・ウォーレンのスティールからの2P
ヘッドコーチコメント
京都ハンナリーズ HC: 浜口 炎
今日は昨日よりアグレッシブに戦うことができました。来週以降も今日のようにエナジーあふれる試合を続けていきたいと思います。
新潟アルビレックスBB HC: 平岡 富士貴
課題だったターンオーバーでリズムを崩してしまう状況が多々ありました。次の試合に向けて、しっかり改善していきたいと思います。
■観客数:1,312人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■文責:古場礼華