[2014.11.16] 【戦評掲載】TK bjリーグ 2014-2015シーズン公式戦11月16日(日)vs滋賀レイクスターズ
滋賀、ホームで苦しみながらも連勝
第1Q 滋賀21-19新潟
滋賀は横江を司令塔に積極的に攻める。一方、新潟は根東の縦横無尽に巧みなドリブルで翻弄し、中盤からはパス回しを中心に攻める。しかし、新潟と対照的に積極的にリバウンドを取ろうとするホルムに多く取られ、攻撃が長続きしなかい。終盤、滋賀は岡田、小林中心に右に選手を多く置きながら攻め、新潟は藤原中心に繋いで攻めるが、昨日大活躍のケネディへのニクソンの守りがきつく2点差で2Qへ。
第2Q 滋賀35-33新潟(14-14)
滋賀は小林、岡田中心に攻め、巧みな連係プレイで新潟ディフェンスを翻弄する。一方、新潟は中盤に池田からサリバンへのパスが通過するなど、ミスも目立つが小刻みにパスを繋いで攻める。第1Qよりオフェンスリバウンドに対し積極的になり、ケネディの効果的なスピーディな動きで得点に繋がるなど、差は変わらず後半へ。
第3Q 滋賀58-55新潟(23-22)
新潟はドリブルを増やし、ケネディ、佐藤公、サリバンで小刻みにパスを繋ぎ、ケネディがフィニッシュする形で攻める。滋賀は横江中心に攻めるが、ケネディによるウッドベリーへの守りがきつく、ドリブルや後ろへのパスが増え、24秒以内にシュートできない。さらにホルムのディフェンスファウルでリズムを崩す。しかし、小松のドリブルミスやオフェンスファウル、ホルムへの守りが薄くなったことで調子を取り戻し第4Qへ。
第4Q 滋賀75-69新潟(17-14)
滋賀は横江中心に細かい速攻を使い、藤原からトリースへのパスをホルムがカットし得点し、守備から攻撃にうまく繋がる。新潟はパスで繋ぎ、サリバンが得点の形だが、中盤にフリーのトリースを生かし切れないなど、徐々に精彩を欠き始めてしまう。新潟はこのまま点差を広げられ、惜しくも敗戦。
全体
滋賀は第1Qから横江中心に攻め、MVPの岡田、ウッドベリーの3Pを狙う意識が強く、終盤ではホルムが後ろに回り、パスが回しやすくなり、得点や攻撃のパターンが増えた。一方、新潟は昨日、絶好調のケネディの速攻や周りをよく見た攻撃で調子を取り戻すが、サリバンへのホルムの守りがきつく、ボールをシュートに押し込めず、得点が伸ばせなかった。
■観客数:1922人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■文責:熊田安那
ベストプレイ
第1Q(残り8:23) 佐藤の最後まで諦めず押し込み続けた2P
第3Q(残り0:00) 連続得点を止める横江のブザービート
第4Q(残り8:46) 連続得点に繋がるウッドベリーの3P