[2014.10.26] 【戦評掲載】TK bjリーグ 2014-2015シーズン公式戦10月26日(日)「新潟アルビレックスBBvs福島ファイヤーボンズ」
新潟が接戦を制し、ホーム2連勝
第1Q 新潟22-20福島
福島ボールでスタートするも、すぐさま新潟・根東がスティールし、3Pを決める。出遅れた福島はシャノンのドライブインで得点すると、ゴール際の素早いパス回しで得点のチャンスを増やす。新潟は3P中心の攻撃で得点を重ね、両者譲らない展開となる。
第2Q 新潟38-36福島(16-16)
引き続き点の取り合いとなる。お互いディフェンスリバウンドをしっかり取り、攻撃に繋げる。新潟はケネディの3連続シュートで引き離そうとするが、福島はヒューズのペネトレイトや村上の3Pで対応し、差は広がらない。守りでも、両チームが相手の虚をついたスティール、ゴール間際のブロックを見せ、新潟がわずかに2点リードで前半が終了する。
第3Q 新潟62-55福島(24-19)
依然差の開かない展開が続くが、タイムアウト後に福島がシュートの精度を欠き、均衡が崩れ始める。その隙に新潟は佐藤優の連続3Pで引き離しにかかる。何とか持ちこたえたい福島は狩俣・ジョーンズにボールを集めて応戦し、7点差に踏みとどまり、第4Qへ。
第4Q 新潟82-75福島(20-20)
落ち着きを取り戻した福島は得点を重ねていき、残り5分40秒に素早いパス回しからの3Pやペネトレイトで、新潟に1点差に詰め寄る。それでも新潟は着実に得点し続ける。福島は焦りからか残り3分50秒で6つもファウルを連発してしまい、新潟はそのフリースローを確実に決め、82-75で接戦を制した。
全体
前半は互いが点を取り合い、白熱した試合運びとなったが、第3Qに福島のオフェンスが崩れ、試合を通して安定した得点をしていた新潟に軍配が挙がった。第3Qを除いては、すべて1ゴール差以内の得点差だったが、福島は開幕からの課題であるシュートミスが勝敗に大きく響いた。新潟はホーム2連勝。
その他
ハッピーハロウィンデーということで、ハーフタイムにチアガールのパフォーマンス(ハロウィンバージョン)で会場が盛り上がり、仮装抽選会も行われた。
■観客数:1466人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■文責:菅波万理乃
ヘッドコーチコメント
新潟アルビレックスBBHC 平岡 富士貴
まず昨日、今日とこの聖籠の会場で連勝できて良かったです。なかなかリズムに乗れない状況でも選手たちが頑張ってくれたので、良いバスケットに近づいてきたのかなと思います。また、佐藤優樹がエネルギーを出して良いパフォーマンスを出してくれた。来週はアウェイゲームだが、しっかり連勝して帰ってきたいと思います。
福島ファイヤーボンズHC 藤田 弘輝
両日ともに小さなミスの積み重ねが結果に繋がってしまった。また、ひとつのポゼッション、1点1点の重みを今日の試合で凄く感じた。今後強いチームと対戦していくにあたって、その重みをチームとして再確認して、前に進んでいきたいと思います。
ベストプレイ
第2Q 残り2:35 福島・モリスの3Pに繋げる素早いペネトレイト
第3Q 残り5:12 新潟・佐藤(優)の福島を引き離す連続3P
第3Q 残り4:51 新潟・ケネディの福島に反撃のチャンスを与えないスティール