[2014.10.19] 【戦評掲載】TK bjリーグ 2014-2015シーズン公式戦10月19日(日)「仙台89ERSvs新潟アルビレックスBB」
アウェイ新潟が1点差で逃げ切る
第1Q 仙台22-26新潟
序盤、仙台がディフェンスに阻まれながらも上手いパスまわしで次々にネットを揺らしていく。一方、新潟は放つシュートがリングに嫌われ、仙台にリードを許す。しかし、仙台のファウルをきっかけに得点を重ね、残り3分にケネディの得点で同点にする。再び、仙台にリードを許すも、新潟は池田のブザービーターで4点差をつけ第2Qへ。
第2Q 仙台40-44新潟(18-18)
新潟は序盤リードするが、シュート成功率が悪い。一方、仙台は佐藤の華麗な3Pで逆転する。残り4分のタイムアウト後、新潟は持ち直し勢いをつけるが、互いに譲らない展開。残り1分の池田の3Pで再び逆転し、新潟が4点のリードで前半を終える。
第3Q 仙台56-65新潟(16-21)
新潟が序盤に根東、ケネディらの得点でペースを作るが、仙台も新潟のファウルをきっかけに得点を重ね、追いかける展開。仙台が好ディフェンスをするも、新潟は残り6分で池田の3Pを皮切りに引き離しにかかる。仙台も残り2分からホワイトの3Pをはじめとする得点で喰らいつくが、新潟が9点のリードで第4Qへ。
第4Q 仙台75-76新潟(19-11)
序盤は、互いにシュートを放つもリングに嫌われ、得点に伸び悩む。残り4分から仙台がハミルトン、志村らのシュートで追い上げ、残り27秒でジョンソンの得点で同点に持ち込む。しかし、新潟は仙台のファウルをきっかけとし、サリバンがフリースローで勝ち越しを決め、1点差で逃げ切った。
全体
第1Qは互いにリードを許さない展開であったが、新潟が池田のブザービーターで有利な試合運びとする。第2Q、第3Qも拮抗した展開が続くも、新潟がリードする。第4Qでは、仙台が勢いをつけ、残り27秒で同点に追いつくも、新潟は仙台のファウルをきっかけにフリースローを成功させ1点差で逃げ切った。仙台は終盤追い上げたが、惜しくも敗戦した。新潟は第3Qまでのリードと第4Q終盤のフリースローをものとし、1点差で逃げ切った。
ベストプレイ
第1Q 残り0:00 新潟・池田のリードの足掛かりとなったブザービート3P
第2Q 残り7:19 仙台・佐藤の華麗な3P
第4Q 残り0:27 仙台・ジョンソンの同点に追いつく2P
観客数:1391人
ヘッドコーチコメント
新潟アルビレックスBB:平岡 富士貴HC
2日間大勢のブースターのみなさん、そして被災地のみなさんに試合を見て頂いたことに感謝している。ゲームについては、やらなくてはいけないことがたくさんある。来週はホームゲームなので修正して臨みたい。
仙台89ERS:河内 修斗HC
南三陸のみなさんの前で、2連勝を見せたかったので残念だ。しかし選手は最後まで諦めず、ブザーが鳴るまで戦う姿を見せてくれた。良い2日間、良いゲームができたと思っている。来年もここで試合ができるように、これまで以上に仙台89ERSと南三陸町の絆を深めていきたい。
戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
文責:村松由佳子