[2014.10.12] 【戦評掲載】TK bjリーグ 2014-2015シーズン公式戦10月12日(日)「新潟アルビレックスBBvs埼玉ブロンコス」
新潟が後半に攻守で圧倒して埼玉に快勝
1Q新潟13-14埼玉
新潟はインサイドから攻め立てていき序盤のリードを得る。埼玉は原と佐々木が積極的にドライブで崩していくと新潟の隙を突き、ノーマークで決めるなど中盤には逆転に成功する。ペイントエリアを堅く守り、オフェンスファウルを得るなど埼玉ペース。終盤にアグレッシブに仕掛けた新潟が1点差に詰め寄る。
2Q新潟33-27埼玉(20-13)
新潟はディフェンスのローテーションでミスがありノーマークで簡単に点を取られる場面がみられる。しかし、オフェンスでは根東と佐藤公が素早い縦パスでトランジション早く攻め入ると、中も手薄になって点差を広げにかかる。埼玉も外国籍選手の個人技で奮闘するも、6点差で後半へ。
3Q新潟45-36埼玉(12-9)
埼玉のディフェンスに対して、素早いボール回しとドライブからの外角のあわせなどディフェンスを完璧に崩していき、新潟がリードを広げる。埼玉は攻守の切り替えを早くしていくも、ディフェンスでは後手に回り、リバウンドも奪えず、ディフェンスの時間が長くなる。それでも、原のチャンスメイクなどリードを広げさせないも、フィニッシュを決めきれずに得点が伸びない。
4Q新潟72-44埼玉(27-8)
根東とバン・トリースのコンビプレイなど序盤から攻撃がかみ合う新潟。一方の埼玉は足を使って新潟のディフェンスをかき回すも、新潟の執拗なディフェンスを前にフィニッシュが決まらない。根東がドライブから崩していくと、最後はケネディが着実に得点を重ねていく。外角も要所で決めて生き残り5分39秒で21点差。その後も佐藤公や小松らシューター陣が活躍し、新潟が圧勝した。
全体
序盤は原、佐々木中心に埼玉がペースを握っていったが、第2Qに入ると根東を中心に攻撃を牽引すると、インサイドからボールをうまく展開していき、埼玉のディフェンスを崩しきった。特にケネディの決定力が良く、17得点の活躍。リバウンドでも埼玉を上回り、そのまま危なげなく快勝した。
■観客数:2888人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
埼玉 下地HCコメント
今日負けてしまったのは私の責任。自分たちでリズムを崩してしまったところがあるので非常に悔しい。選手にはバスケットが出来ることを幸せに感じてプレイしてほしい。私も責任を持って、必ずこのチームを這い上がらせていきたいと思う。
新潟 平岡HCコメント
今日はインサイド陣がボールをよく回してくれたので、パスを散らしてスコアするということが少しできた。もう少し、アウトサイド陣のスコアの確率が高くなると理想のバスケットに近づくのではないかと思う。来週は初のアウェイゲームだが、連勝できるようにまたディフェンスからしっかりやっていきたいと思います。