[2014.03.23] 3月22日(土)「新潟アルビレックスBB vs富山グラウジーズ」戦評
いつも新潟アルビレックスBBへ温かいご声援をいただき、ありがとうございます。
本日、長岡市シティホールプラザ アオーレ長岡にて開催いたしました bjリーグ2013‐2014シーズン公式戦 新潟アルビレックスBB vs 富山グラウジーズの試合結果を下記の通りお知らせいたします。
63 | 17-11 11-19 16-16 19-19 |
65 |
富山が接戦を制す!
第1Q 新潟17-11 富山
新潟・マーリーの2Pで試合がスタート。富山はマーリーを止められず、カットインからレイアップ、3Pを連続して決められ序盤から7点のリードを許してしまう。その後富山も踏ん張り、得点を積み重ねる。しかし、序盤に勢いづいたマーリーが第1Qだけで12得点を奪う活躍で6点のリードを得る。
第2Q 新潟28-30 (11-19) 富山
サリバンの得点で先制し、新潟が第1Qの流れを維持していくかと思われたが、富山が必死に食らいつく。第1Qでは上手く機能していなかったマンツーマンでのDFが徐々に効き始め、新潟にいい形でのシュートを打たせない。その間に着実に点差を縮め、終盤に城宝の3Pで7点差をひっくり返し逆転に成功する。
第3Q 新潟44-46 (16-16) 富山
第2Qで富山に上手く守られた新潟はすぐに修正を施し、アウトサイドから佐藤公、池田の3Pで逆転する。その後、両者互いに譲らずシーソーゲームの様相を呈する。新潟はサリバンのリバウンドと小松の外角、富山はガード陣の活躍で対抗して僅差で最終Qを迎える。
第4Q 新潟63-65 (19-19) 富山
序盤に富山・チャムが2連続得点で新潟を突き放すが、新潟も富山のファウルによって得たフリースローを着実に沈めて食らいついていく。そしてゲーム終盤、マーリーが第1Qの輝きを取り戻しついに同点に追いつくことに成功するが、その後富山・グロスがゴール下から着実に決め、新潟は万事休す。最後の攻撃も実らず、惜しくも敗戦を喫した。
全体
前半は新潟のマーリーの活躍により、新潟の楽勝ムードが漂っていたが、そこで気持ちをきらさなかった富山が前半のうちに逆転を果たす。後半、互いにファウルが増え、やや荒い展開となったものの勢いを持続させた富山がそのまま逃げ切る展開となり勝利を収めた。
観客数:2,592人
戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
両チームヘッドコーチコメント
- 新潟 平岡HC
サリバン選手が満足に練習出来ていない中でもようやくチームが一つになり始めて、今週は良い練習も出来ていたので勝ちたかった。悔しいです。怖いのはここから落ちてしまう事。まだ沢山試合がありますし、まずは明日、切り換えて上を目指して頑張ります。 - 富山 ナッシュHC
今日はどちらが勝ってもおかしくないようなタフなゲームでした。残り20秒でシュートを決めてリードを取って、最後のディフェンスで止めて勝つことができました。ただ、あと1秒あったら同点になっていたので、幸運な勝利だったと思います。また、チームにはどんな時にもチーム一丸となってハードにプレイすることを伝えていて、今日は自分たちに流れがないときもそれをプレイで示してくれたこと、また、ビッグショットを決めたこと、そしてアグレッシブに攻めてフリースローを31本決めたことが勝因だと思います。