[2014.03.03] 3月2日(日)「新潟アルビレックスBB vs岩手ビッグブルズ」戦評
いつも新潟アルビレックスBBへ温かいご声援をいただき、ありがとうございます。
本日、新潟市鳥屋野総合体育館にて開催いたしました bjリーグ2013‐2014シーズン公式戦 新潟アルビレックスBB vs 岩手ビッグブルズの試合結果を下記の通りお知らせいたします。
76 | 13-14 19-18 18-19 26-19 |
70 |
新潟が岩手との激戦を制す
第1Q 新潟1Q 13-14 岩手
岩手はゾーンDFを敷く中、新潟は上手くマークを外してミドルレンジから決めていく。岩手は所々ミスもあり、新潟にチャンスを与えてしまうが、インサイドにボールを集めていく。中盤から攻守の切り替えが早い中、オフェンスが機能する新潟であるが、シューター陣の精度がいまいち。終盤に足を使ってプレッシャーをかける岩手のディフェンスが上回り1点リードする。
第2Q 新潟32-32(19-18)岩手
岩手が中を厚く守る中、新潟は外から積極的に狙っていく。新潟は中盤にマーリーが起点となって岩手のディフェンスを崩すが、岩手・高橋の外角が連続で決まるなど1点差を争う緊迫した試合展開に。互角の戦いのまま前半を終える。
第3Q 新潟50-51(18-19) 岩手
岩手は月野が積極的にドライブで仕掛け、ノーマークを作るもシュート精度がいまひとつで得点が伸びない。一方の新潟は藤原や池田といった日本人選手が狙っていく。岩手は前線からプレッシャーをかけるなど要所でトラップを仕掛けて流れを引き寄せる。終盤、小松の3Pで1点差に詰め寄って最終Qへ。
第4Q 新潟76-70(26-19) 岩手
岩手のリバウンド力が随所で現れる。新潟は要所でミスが出るものの、軸であるマーリーの個人技で何とか食らいついていく。一進一退の攻防の中、新潟はディフェンスで不要なファウルが目立つ。中盤、小松がアウトサイドからリズムを作るも、岩手の高い壁に苦労する。岩手はランダルがファウルを誘って1点差の攻防。残り1分58秒、ケネディが3Pを決めて7点リード。追いかける岩手は外角から狙おうとするもミスもあり、万事休す。新潟が接戦を制した。
全体
新潟は岩手の高い壁に苦労しながら、マーリーが勝負所で決めていくと要所でシューター陣が決めていった。対して岩手はゴール下から展開していくと高橋の外角で互角の攻防となった。僅差での緊迫した攻防の中、ケネディが終盤に値千金の3Pを決めて勝利を決定づけた。
観客数:2010人
戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
両チームヘッドコーチコメント
- 新潟 平岡HC
やはり岩手は素晴らしいチーム。今日も何度もリードチェンジする中で最後に選手達がエネルギーを出してやってくれたので我々に勝ちが転がり込んで来たかなと思います。ターンオーバーが少なく選手達が局面局面を大事にし、強みを出してくれた。ただ、その上でもっと大胆に積極性が出せると更に良いバスケットが出来ると思います。次節、首位秋田といい試合が出来る様にしっかり準備して頑張ります。 - 岩手 桶谷HC
今日は、やっているバスケットが新潟の方が上だったと思うし、新潟の方がボールがまわっていて、後半特にそこのギャップで点数をとられました。まだまだチームとして良いディフェンスができていない結果だと思うので、そこを練習からしっかりやっていきたいと思います。また、チームのオフェンスも意図せずドリブルが多くなってしまっていたので、 チームオフェンスをしっかりやっていきたい。