[2014.03.02] 3月1日(土)「新潟アルビレックスBB vs岩手ビッグブルズ」戦評
いつも新潟アルビレックスBBへ温かいご声援をいただき、ありがとうございます。
本日、新潟市鳥屋野総合体育館にて開催いたしました bjリーグ2013‐2014シーズン公式戦 新潟アルビレックスBB vs 岩手ビッグブルズの試合結果を下記の通りお知らせいたします。
66 | 18-15 10-13 17-18 21-23 |
69 |
劇的な展開で岩手が勝利
第1Q 新潟1Q 18-15 岩手
新潟・サリバンの得点でスタートした試合は互いに譲らず、拮抗した展開で進んでいく。岩手はシュート前でのファウルが目立つものの、ブラックレッジがダンクを見せるなどなんとか新潟に食らいつく。新潟は終盤にケネディを投入すると、個人技で稼ぎ3点差で第1Qを終える。
第2Q 新潟28-28(10-13) 岩手
互いにシュート精度を欠き、第2Qが始まり3分後にようやく岩手が得点を決める。新潟はインサイドを崩せず、強引なシュートに終止し得点を伸ばせない。岩手はブラックレッジがオフェンスリバウンドを奪いリズムを作る。最大で岩手が7点差をつけるものの、新潟・ケネディがハーフライン手前から3Pを決めるなど同点で前半終了。
第3Q 新潟45-46 (17-18) 岩手
第2Qから一転して得点の応酬で後半がスタート。新潟は佐藤公や池田などシューター陣が当たり始めてリードを広げれば、岩手はリバウンドからの速攻やブラックレッジの得点で返すなど抜きつ抜かれつの展開で進む。終盤に岩手が与那嶺の得点でリードを広げたものの新潟・藤原の3Pで1点差に。五分五分の展開で最終Qへ。
第4Q 新潟66-69(21-23) 岩手
第4Qでも展開は変わらず、シュート精度で上回る新潟が一歩リードして試合を進めていく。2点差で推移した試合は終盤に岩手がランダルのフリースローで一歩リード。残り19秒で新潟・池田が3Pを決め延長戦かと思われた。しかし岩手は最後の攻撃で高橋が3Pを決め劇的な勝利で終えた。
全体
前半は大分がファウルを犯し、新潟も岩手の守備陣を崩せず強引なシュートを放つなど大味な展開で試合は進んだ。後半はハーフタイムでの修正が奏功したのか互いに得点を決め合う激しい展開。池田の3Pでオーバータイムかと思われたが、高橋が残り3秒で3Pを決めて岩手が劇的勝利をあげた。
観客数:1,791人
戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
両チームヘッドコーチコメント
- 新潟 平岡HC
最後に勝利を持って来れないのは一つ一つの積み重ねの結果のように感じます。
勿論接戦を勝ち切れないのは私の責任。しかし先週からそうだがもったいないプレイが多い。ふとした時に抜いてしまう。切り替えて明日頑張ります。 - 岩手 桶谷HC
出だし、ターンオーバーなどチーム的に有利になれなかった。Q毎にみてもターンオーバーが多いときがあり、いいゲームが出来なかった。後半、良いディフェンスをしてもリバウンドでつながれていたので、明日は、もう少し戦略的に戦い、選手たちにファイトさせたいです。また、ホームの勝率がよい新潟に勝ったのは大きいが、出だしのソフトな入り方は修正し、出だしからイニシアチブがとれるゲームができるようしっかり教えていきたいです。