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[2012.04.01] 【お知らせ】3月31日(日)「新潟アルビレックスBBvs群馬クレインサンダーズ」戦評

いつも新潟アルビレックスBBへ温かいご声援をいただき、ありがとうございます。
bjリーグ2012‐2013シーズン公式戦「新潟アルビレックスBB vs 群馬クレインサンダーズ」の試合結果を下記の通りお知らせいたします。

80 23-18
11-21
23-21
23-28
88

<戦評>苦しみながらも群馬が勝利!

第1Q 群馬18-23新潟

序盤の新潟はホルムと佐藤の活躍が目立つ。この二人が23得点中21点あげ試合を優位に進める。対する群馬は、ディクソンとウィッチャーが攻撃陣を牽引していく。いい攻撃を見せてはいたが、それ以上に新潟のホルムのゴール下の存在感は圧倒的だった。それに加え佐藤の攻撃力が上回る。

第2Q 40-34(22-11)

このQは群馬ペースに。ディクソンの3Pで追いつき、ケーラーの3Pであっさり逆転に成功する。その後も得点を重ね、リードを広げる。新潟は残り5分までに2点と押さえ込まれ、リードを許してしまう。タイムアウト後、改善されたかのように見えたが第1Qほどの攻撃力はなかった。

第3Q 60-57(20-23)

後半は前半より点の取り合いとなる。群馬は2Pを確実に積み重ねていき、得点を広げていく。新潟は2Pで詰め寄りつつも佐藤公やマーリーの3Pで一気に点差を縮める見ごたえある展開。残り50秒に佐藤公の3Pで新潟が逆転する。しかし残り8秒にケーラーの2Pとバスケットカウントで群馬が再逆転。群馬リードで最終Qへ。

第4Q 88-80(28-23)

試合は白熱し、両チームともヒートアップし始める。新潟はこの日絶好調の佐藤公の3Pや相手のファウルで得たフリースローのチャンスを確実にものにして群馬に食らいつく。残り2分ではホルムの2Pとマーリーの3Pで追いつくが逆転するまでにはならなかった。群馬はHCが退場するなどアクシデントがあった。それでもチーム一丸となって勝利を手にした。

全体

新潟は佐藤が25点でホルム22点、マーリー20点と三人の攻撃陣の活躍が光った。さらにホルムの17リバウンドは相手にとっては脅威だったに違いない。ただ、同点に追いついたあとにすぐ逆転できなかったのが痛かった。勝った群馬は、ファウルが多くなり、HCが退場する事態となった。そんな中でディクソンが1人で33得点する活躍を見せる。しかも流れが相手に傾きかけた時に決めた3Pは圧巻だった。スタッツを見ると2Pの成功率で群馬62%で新潟42%と、この差が試合を分けたのかもしれない。

  • 観客数:688人

群馬・ブラックウェルコーチ

すばらしいチーム相手に、前夜に続いていい試合ができました。ちょっと感情的になって退場処分になってしまいましたが、選手たちが一体になって戦い、結果を出してくれました。ウィッチャーとオアーがファウルトラブルになったので、2-3ゾーンを長時間使いましたが、動きもコミュニケーションもよく、チーム全体で徹底してできた結果だったと思います。新潟のオフェンス・リバウンドに対しては、前日よりもよかったし、ガード陣の俊野、岡田がいい仕事をしてくれました。得点だけでなく、チームメイトにいいプレイをさせることができるから、ディクソンをこのチームに呼んだのです。3Pシュートはちょっと打ち過ぎの感はありますが、肝心な局面で難しいシュートを決めるなど、2日連続ですばらしい活躍をしてくれました。

新潟・マット・ギャリソンHC

昨日の試合をふまえて修正できると思っていましたが、同じようなミスが個人だけでなく、チームとして続いてしまいました。特にディフェンス面で、昨日の負けから学習できていなかったですね。ターンオーバー、レイアップのミスから逆に相手のレイアップにつながってしまうなど小さなミスの積み重ねが、この点差になってしまったと思います。ディクソンにドライブさせないようにし、距離のある3Pは打たせてもいいと試合前に話をしましたが、第4Qの大事なところで決められてしまいました。群馬はいい仕事をしました。

戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント

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