[2013.01.11] 【お知らせ】1月11日(金)「新潟アルビレックスBBvs仙台89ERS」戦評
いつも新潟アルビレックスBBへ温かいご声援をいただき、ありがとうございます。
bjリーグ2012‐2013シーズン公式戦「新潟アルビレックスBB vs 仙台89ERS」の試合結果を下記の通りお知らせいたします。
86 | 21-24 16-21 27-15 22-13 |
73 |
<戦評>第3Qから加速した新潟が仙台に逆転勝利
第1Q 仙台24-21新潟
志村を起点にボールのよく回った仙台が幸先の良いスタートを切るも、新潟もマーリーのバスケットカウントで流れを変えて追撃を図る。3Pを交互に決め合い、残り50秒には池田のバスケットカウントで新潟が逆転。だが仙台もすぐに日下が3Pを決め、さらに昨日は欠場したカミングスがブザーと同時にバスケットカウントを決めて良い形で第2Qに繋げる。
第2Q 45-37(21-16)
カミングスが先制点を決め、その後も日下がエンドスローインをカットし得点につなげるなど仙台ペースで試合は進む。トラベリングなどでリズムを崩す新潟を尻目に、薦田の活躍で仙台がリードを二桁に。新潟もウェブのゴール下、池田の3Pで6点差に詰め寄るが、仙台もカミングスの得点や志村のスティールでそれ以上は詰めさせない。
第3Q 60-64(15-27)
8点を追う新潟はリバウンドに果敢に飛び込む。ホルム、佐藤公が相次いでバスケットカウントを得てみるみる点差を縮めると、佐藤公のシュートで逆転。だがそこから引き離せず、仙台・ウィラードにリバウンドで粘られ競り合いとなる。それでも終盤、新潟はリバウンドから鮮やかな速攻を披露し、フリースローを決めて4点差をつける。
第4Q 73-86(13-22)
新潟が序盤からペースアップ。開始2分経たずにリードを二桁に乗せて優位に立つ。仙台はゾーンが機能するも、決定力に欠いて追いつけない。残り3分半、日下の3Pで7点差に縮めたが、次の攻撃で痛恨のパスミスを犯してしまう。その後は新潟が危なげなく試合を運び、3連戦のうち二つ目の勝利をものにした。
全体
前半は仙台が素早いパス回しでリズム良く攻撃を展開し、ディフェンスでも新潟のターンオーバーを誘ってリードを奪ったものの、第3Qから新潟が流れを掴んで開始3分で逆転に成功。仙台も引き離されずに食らいつくが、勝負どころの第4Qでホルムのリバウンドから速攻に走った新潟が勢いに乗った。後半のスコアだけ見れば28-49と新潟が仙台を圧倒。終わってみれば5人が二桁得点を記録し、新潟が快勝で2連勝を決めた。
- 観客数:1251人
仙台
前半は非常に集中力を高く保って戦うことができたが、後半はディフェンスでもオフェンスでもミスも目立ち、全員で戦うことができなかった。
新潟・マット・ギャリソンHC
前半はターンオーバーも多く、インサイドをうまく攻めることができなかったが、後半、ディフェンスに集中して少しずつリズムを取り戻すことができた。
戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント