[2012.01.11] 【お知らせ】1月10日(木)「新潟アルビレックスBBvs仙台89ERS」戦評
いつも新潟アルビレックスBBへ温かいご声援をいただき、ありがとうございます。
bjリーグ2012‐2013シーズン公式戦「新潟アルビレックスBB vs 仙台89ERS」の試合結果を下記の通りお知らせいたします。
88 | 23-20 23-10 20-18 22-24 |
72 |
<戦評>史上初となる3連戦の初戦は新潟に軍配!
第1Q 仙台20-23新潟
中止となったゲームの振替試合でリーグ史上初の3連戦を迎えたこのカード。先手を取ったのは、佐藤公威が開始早々3本の3Pを決めた新潟だった。6分経過して9-20と大きく新潟がリードを広げたが、仙台も薦田がドライブをねじ込んで流れを変え、日下の3Pも決まって差を縮める。薦田の3Pで締め、仙台が3点差に縮めて第2Qへ。
第2Q 30-46(10-23)
新潟が立ち上がりからマーリーの3P、三澤のスティールでリードを広げるが、仙台も薦田の奮闘で食らいつき、高岡の3Pも続いて4点差に詰め寄る。新潟はタイムアウトで立て直し、外側まで積極的にディフェンスを仕掛けてスティールを量産。その後もリードを保持したまま試合を運び、終盤には佐藤公威のシュートで16点差まで突き放す。
第3Q 48-66(18-20)
リードする新潟は速攻の失敗やファウルでリズムを崩すが、一方の仙台もこの好機にうまく乗れない。すると新潟は根東、池田が3Pを要所で決めてさらに点差を押し広げ、残り4分半には最大26点差をつけた。仙台も残り2分、新井の3Pで息を吹き返し、コーブルやウィラードの活躍で追撃を図る。18点差とやや差を詰めて最終Qへ。
第4Q 72-88(24-22)
仙台は日下の3P、ウィラードのリバウンドシュートが決まるが、新潟も好調の佐藤公が果敢に攻め15点前後のリードを手放さない。薦田の3Pで仙台が残り5分12点差にしたところが分かれ目となったが、一桁にするあと1本が決まらず、逆に新潟が高確率でシュートを射抜いて再度引き離す。その後も勢いを切らさなかった新潟が快勝を収めた。
全体
序盤から先行する新潟を仙台が追いかける展開が続いたが、第2Qで一気に突き放した新潟がその後もリードを保った。新潟は、12月の月間MVPを受賞したエース池田が3得点と振るわなかったものの、佐藤公威が32得点の大爆発。逆に仙台は得点源のひとりカミングスが欠場したことで勝負どころで得点が伸び悩み、新潟のアグレッシブな守りにターンオーバーもかさんだ。史上初の3連戦の初戦は、新潟に軍配が上がった。
- 観客数:681人
仙台
追いつけるチャンスはあったが、追いつくことができなかった。練習で準備はしていたし、準備してきたことを出せてもいたが、結果を出すことができなかった。たが、薦田や日下が積極的に攻める姿勢を見せてくれたことは評価したい。
新潟・マット・ギャリソンHC
小松が欠場したものの、ベンチプレイヤーを含めプレイタイムをうまくシェアすることができた。佐藤の3ポイントシュートで波に乗ることができたし、若手選手がチームを助けてくれた。
戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント