[2012.08.22] <お知らせ>8月21日記者会見「2012-2013シーズン チーム編成等」の内容まとめましたのでご覧ください
小菅GMより今季の編成について
6月に行われましたbjリーグドラフト会議でJBL東芝でプレーしていた宮永選手を1巡目で指名し、以来幾度となく交渉を重ねてきましたが契約合意には至らず、JBLの栃木でプレーするということになりました。本日プレスリリースを出させていただきましたが改めて報告いたします。
今シーズンの我々のチームは日本人選手も外国人選手も昨シーズンのチームからほとんどの主力選手と再契約することができ大変嬉しく思っています。外国人選手では、昨シーズン新潟で最も得点を取ったナイル(マーリー)選手、リバウンド王のクリス(ホルム)選手と再契約することができました。
また、新規契約選手のロドニー(ウェブ)選手は5シーズンぶりの新潟復帰となります。身体能力が高く得点力がある選手です。マーキス(グレイ)選手はサイズがありリバウンドやブロックショットが得意な選手ですし、インサイドでの得点でも活躍してくれると思います。どの選手も我々の日本人選手を活かす事ができる点と、自らでも得点が出来、身体のぶつかり合いに強い選手という観点からリクルートしました。
日本人では中心選手の(佐藤)公威選手、池田(雄一)選手と再契約することができましたし、FA宣言した小松(秀平)選手も新潟で戦うことを選んでくれました。佐藤(優樹)選手はまだ経験が浅いですが大変将来性を秘めた選手だと思っています。
また、根東(裕隆)選手はもともと大変バスケットIQが高く、性格もチームの雰囲気を良くする明るい選手ですが先シーズンが終わって5月に面談をした際に、この能力を活かしてポイントガードへの転向を打診したところ、本人から『優勝するためだったらやります』という言葉があり、この夏は(現役時代同じくポイントガードだった)平岡アシスタントコーチの指導のもとポイントガードとなるべく練習に励んでいます。
同じくポイントガードではチームトライアウトに参加した選手から三澤(貴弘)選手と契約致しました。一緒にはプレーしていませんが高校は小松選手、大学は池田選手の後輩にあたります。ディフェンスが粘り強く、ルーズボールにも果敢に飛び込む選手です。
現在日本人6名、外国人4名の10名のロスターですが、シーズン中の補強、アーリーチャレンジ(注:最終学年の学生を対象にシーズン中に契約できる制度)も視野に入れながらシーズンを戦っていく所存です。今までなしえていないbjリーグでの優勝を勝ち取るべく、適材適所でしっかりとチームを作り上げていきたいと考えています。
ギャリソンHCより今季の意気込み
今シーズンも再びヘッドコーチとして新潟のために、アルビレックスのために戦う機会を与えていただき心から感謝すると同時に身の引き締まる思いです。小菅GMがおっしゃられたように昨シーズンの中心となった選手たちの大部分と再契約することができ大変嬉しく思います。優勝に向けて力強く戦っていきます。
質疑応答
- 【ギャリソンHCへ質問】どのような特徴のチームを作っていかれますか?
チームの特徴はシーズンが進むにつれて必要なことを見極めながら変化も出てくるかと思いますが、昨シーズン作ってきた土台の上に攻守の切り替えが早く、積極的に攻撃するスタイルを発展させていきたいと考えてます。もちろんディフェンスもチームで目標を立てて取り組んでいきます。
今シーズンはリーグのルール変更に伴い、日本人3名がコートに立つクォーターが増え必然的に日本人選手のプレータイムが伸びます。昨シーズン作ってきた土台の上に更に個々の選手とチームを成長させることができるので昨シーズンの主力選手の多くと再契約できたことは大変意義があります。
チームによっては選手の役割を制限しますが、昨シーズンを通じて新潟の選手たちはいつでもチャンスがあれば攻めるんだということを学んできました。今シーズンは積極的に攻めつつもしっかりとディフェンスを見て状況判断する技術を更に向上させていきたいと思います。
新潟らしいアップテンポなバスケットをしていきたいです。そのためには、また勝つためには、ディフェンスで相手を止め、リバウンドを奪わなければいけません。特に我々の外国籍選手はサイズもリバウンド力もあるのでより多くリバウンドを奪いオフェンスにつなげられるメンバーだと思います。
高いディフェンス力と積極的なオフェンスを両立させることが勝つためのカギです。
- 【ギャリソンHCへ質問】ずばり今季の目標は?
優勝です。
- 【ギャリソンHCへ質問】優勝するためには何が必要ですか?
シーズンの戦い方という意味では、イースタンカンファレンスでレギュラーシーズンを1位か2位で通過することは我々を優勝に近付けてくれると考えています。そのためにはシーズン出だしが大切です。開幕から良いスタートダッシュを切りたいと考えています。
今シーズンのスケジュールを見てみると対戦が無いチームが5チームあり、まだ選手構成がわからないチームもあるものの終盤は実績あるチームとの対戦が続きます。同じチームとの対戦も多くなるので相性の悪いチームをつくらないようにしなければならないと考えています。