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[2012.05.15] 【試合レポート】5月12日、13日 浜松vs新潟戦 試合レポート

いつも新潟アルビレックスBBへ温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。
さて、週末に開催されました、「bjリーグ2011-2012シーズン プレイオフ イースタンカンファレンスセミファイナル 浜松・東三河フェニックスvs新潟アルビレックスBB」の試合レポートを更新しましたので、お知らせいたします。

【プレイオフカンファレンスセミファイナルGAME1 5/12浜松戦】チーム一丸!最大16点差を追いつきシリーズ先勝!

  • 日時:日時:2012年5月12日(土)
  • 会場:浜松アリーナ 18:30ティップオフ 観客1,147人
  • レフリー:漆間大吾、鬼頭英伸、上田信彦

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
チームA
新潟
23 21 16 34 94
チームA
浜松
25 22 22 11 80

新潟1勝

スターティングメンバー

  • 新潟:PG #1ゴードン、SG #23佐藤(公)、SF #32池田、F #14デービス、C #54ホルム
  • 浜松:PG #5友利、G #9ディクソン、F #25仲西、F #21パーマー、C #42ポマーレ

ゲームレポート

新潟は4シーズン連続浜松とプレイオフで顔を合わせることになった。過去3シーズンは浜松の前に敗退。浜松はここ2シーズン連続でリーグ制覇を成し遂げているが、今シーズンはレギュラーシーズンで2勝2敗と互角の戦い。アウェイでの厳しい戦いだが、新潟の選手たちは『今年こそ浜松を倒して頂点へ』と自信を持って浜松入り。

2戦先勝のシリーズのため是が非でも初戦を取りたい両チーム。新潟は#14デービス(F 206cm)のジャンプボールでファーストティップを奪うが、浜松の激しいプレッシャーディフェンスの前にかろうじてショットクロックぎりぎりで#32池田(SF 191cm)が難しい体勢から3ポイントを放つ結果になってしまう。直後に浜松#42ポマーレ(C 203cm)のセカンドショットで先制点を奪われる。その後も新潟は、浜松にオフェンスリバウンドやルーズボールを奪われての失点を繰り返す。開始6'48浜松#9ディクソン(G 183cm)に速攻でレイアップを決められた場面で60秒、さらに3'16で同じく#9ディクソンに3ポイントを決められた場面で20秒とすかさずタイムアウトを請求して流れを切る新潟。このタイムアウトで落ち着きを取り戻すと、その後#23佐藤(公)(SG 186cm)のジャンプショットとフリースローなどで反撃してこのQ最大12点差から点差を詰め、20-25で第1Q終了。プレッシャーディフェンスに浮足立った試合の入り方が悔やまれる。

第2Q新潟は#3マキシー(PF/SF 198cm)、#20マーリー(G 193cm)、浜松は#1ブラックレッジ(F 206cm)、#34アーノルド(G 193cm)を外国籍選手枠で起用。スコア力のある浜松の外国籍選手は要注意。浜松はファーストオフェンスでオフェンスリバウンドを奪うと、直後#1ブラックレッジへのアリウープで得点。さらにプレスを仕掛けて新潟を揺さぶりにかかる。新潟はプレッシャーをかけ続ける浜松ディフェンスのファールから得たフリースローや#13小松(SG 183cm)のスリーポイントなどで加点するが、#54ホルム(C 212cm)、#15根東(G 182cm)らにターンオーバーが出て流れが掴めない。結局37-47と10点を追いかけて後半へ。

前半終了して浜松は主力の#8太田、#9ディクソン、#21パーマー、#34アーノルドがそれぞれ2つずつとファールがかさむ。新潟はオフェンスリバウンドをことごとく奪われセカンドチャンスから8失点と、ギャリソンHCが試合前にキーポイントの一つに挙げていたリバウンドが取れずに点差を付けられている。また、浜松#25仲西(F 191cm)に3ポイントを3本沈められているのも痛い。

ハーフタイムのロッカーで『絶対に流れが来るから我慢してチームで戦おう』と声を掛け合った選手たち。気持ちを切らさずチームで戦うことを誓い合ってコートへ戻る。後半反撃の口火を切ったのは#23佐藤(公)。最初のオフェンスでのマークマンとのやり合いでファールを取られるもののこれで火が付いたのか、次のオフェンスで#14デービスのキックアウトから思い切りよく3ポイントを決めるとさらにミドルレンジのジャンプショットを沈め、ディフェンスでもチームメイトに声をかけリーダーシップでチームを引っ張る。その後新潟は#14デービスと#54ホルムのインサイドなどで得点。また、フルコートのゾーンプレスを仕掛け、#15根東が浜松の攻撃のリズムを作り出す#9ディクソンに絶妙なプレッシャーをかけてボールを離させると浜松のオフェンスに微妙な狂いが生じる。勢いを増す新潟は、Q終盤に#13小松の連続3ポイントシュートで6点差と浜松を射程圏内に捉えて最終第4Qへ。

勝負の第4Q。新潟は#54ホルムのゴール下2本と#20マーリーのジャンプショットで残り時間8'00でついに試合開始以来初めて同点に追いつく。浜松も得点するが単発の1オン1を繰り返し続かない。両チーム一進一退の展開の中、昨シーズンのMVP浜松#21パーマーがオフィシャルタイムアウトを挟んで2本の3ポイントを連続で沈め残り時間4'10で新潟7点ダウン。まだ時間はあるがこれ以上離されたくない新潟、ここで#3マキシーがオフェンスリバウンドからのセカンドショット、続けて1オン1からバスケットカウントを決め連続5得点。残り時間3'15で再び2点差と浜松を猛追。攻める新潟はハーフコートで2度のサイドチェンジから#23佐藤(公)がミドルドライブし右ウィングでオープンになった#20マーリーを見つけるとすかさずキックアウト。このパスに合わせた#20マーリーが逆転の3ポイントを沈める。この3ポイントで新潟1点リード。残り時間は2'25。その後浜松も攻めるが単発の1オン1を繰り返しターンオーバーを連発。1'25には浜松ターンオーバーから#3マキシーが速攻でダンクを叩きこむ。攻め手を欠く浜松はミスが続き時間が無くなっていく。試合は最後まで攻め続けた新潟が89-80で勝利。シリーズを先勝し、有明コロシアムで行われるファイナルズまであと1勝とした。

チームスタッツ

新潟
浜松
29/66 43.9% FG 31/76 40.7%
22/45 48.9% 2P 21/45 46.7%
7/21 33.3% 3P 10/31 32.3%
24/33 72.7% FT 8/14 57.1%
12 AST 19
7 STL 8
4 BLK 3
16 TO 13
53(OR25 DR28) REB 43(OR22 DR21)

FG:フィールドゴール(2ポイントと3ポイントの合計)、3P:3ポイント、AST:アシスト、STL:スティール、BLK:ブロックショット、TO:ターンオーバー、REB:リバウンド、OR:オフェンスリバウンド、DRディフェンスリバウンド

スタッツリーダー

  • 新潟:#3マキシー 18得点/#54ホルム 14リバウンド/#1ゴードン、#20マーリー 3アシスト
  • 浜松:#9ディクソン 23得点/#42ポマーレ 8リバウンド/#9ディクソン 9アシスト

ギャリソンHC試合後インタビュー

浜松のような素晴らしいチームに勝利出来て光栄に思う。浜松は出だしからとてもアグレッシブで勢いがあり、先手を取られてしまった。明日は同じような入り方はできないので引き締めていく。後半の出だしに佐藤(公)がハートでチームを引っ張ってくれた。彼はそういうことが出来る選手。今日の勝利は有明に向けて小さな一歩でしかなく、まだまだ越えなければいけない壁はたくさんある。

【カンファレンスセミファイナルGAME2 5/13浜松戦】浜松の反撃。シリーズはタイに

  • 日時:2012年5月13日(日)
  • 会場:浜松アリーナ 14:30ティップオフ 観客1,707人
  • レフリー:漆間大吾、鬼頭英伸、上田信

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
チームA
新潟
19 18 19 29 85
チームA
浜松
16 28 29 24 97

新潟1勝 浜松1勝

スターティングメンバー

  • 新潟:PG #1ゴードン、SG #23佐藤(公)、SF #32池田、F #14デービス、C #54ホルム
  • 浜松:PG #5友利、G #9ディクソン、F #25仲西、F #21パーマー、C #42ポマーレ

ゲームレポート

有明でのカンファレンスファイナルへ向けてあと1勝の新潟と第2戦と第3戦に連勝しなければいけない浜松。シーズンが凝縮された試合は両チーム前日と同じスターティング5でティップオフ。

序盤は両チームロースコアな展開。開始3分を過ぎて3-2と新潟がわずかにリード。前日の入り方に課題を残した新潟は#32池田が積極的にリングを狙う。浜松も#9ディクソンが3ポイント、ドライブと積極的にリングをアタック。両チーム点を取り合い、第1Q残り30秒でタイムアウトを取った新潟。タイムアウト後のこのQラストオフェンスで#23佐藤(公)が3ポイントシュートを決め6点をリードするが、直後に浜松#11岡田にブザービーターで3ポイントを決め返され19-16で第2Qへ。

第2Q浜松のオフェンスが新潟に襲いかかる。序盤は一進一退の攻防となるが、#1ブラックレッジの2つのバスケットカウントと#25仲西の2本の3ポイントシュートなどで徐々にリードを広げる。3'13に#34アーノルドが3ポイントシュートを沈めると点差は10点に。新潟は#54ホルムのインサイドなどで反撃するがこのQわずか18得点に終わり37-44でリードされて後半へ。新潟はディフェンスで後手を踏み崩される場面が多く、失点を減らしたい。

後半に入り、得意のインサイド・アウトからディフェンスを崩したい新潟だが、浜松の激しいポストへのダブルチームでターンオーバーを連発し、そこからの失点を繰り返す。オフェンスでも単発のジャンプショットとフリースローでQ開始5分を過ぎて8得点と奮わない。浜松は#9ディクソンの1オン1や#3大口のスリーポイントなどでこの第3Qに大量29失点してしまう。17点を追いかけて最終第4Qへ。

勝機を見出したい新潟は前日同様ゾーンプレスを仕掛けるが、流れは変わらず浜松#8太田のミドルレンジジャンパー、#11岡田のファストブレイクなどでQ開始早々に20点のリードを付けられる。その後#23佐藤、#32池田の連続スリーポイントなどでわずかに点差を縮めるが失点を抑えられず大勢は変わらない。第3戦を見据えた新潟ベンチは19点差となった残り2'22で#2鳴海、#15根東、#29福家、#35金子、#55金子をコートへ送る。ディフェンスではプレスからのトラップでボールに激しく絡み、オフェンスでは積極的にリングへ攻めるベンチメンバーは試合終了まで浜松にフィールドゴールを許さず、オフェンスでも#55金子が2本のスリーポイント、#29福家がバスケットカウントを決めるなどし、7点を詰めて新潟ブースターとベンチを盛り上げる。最後は97-85で敗れシリーズは20分後に開始される第3戦に持ち越された。

チームスタッツ

新潟
浜松
27/68 39.7% FG 37/72 51.3%
15/44 34.1% 2P 26/47 55.3%
12/24 50.0% 3P 9/25 36.0%
19/28 67.9% FT 18/25 72.0%
11 AST 25
4 STL 8
1 BLK 6
12 TO 7
52(OR23 DR29) REB 42(OR15 DR27)

FG:フィールドゴール(2ポイントと3ポイントの合計)、3P:3ポイント、AST:アシスト、STL:スティール、BLK:ブロックショット、TO:ターンオーバー、REB:リバウンド、OR:オフェンスリバウンド、DRディフェンスリバウンド

スタッツリーダー

  • 新潟:#23佐藤(公) 16得点/#14デービス 11リバウンド/#3マキシー、#14デービス、#15根東 2アシスト
  • 浜松:#9ディクソン 19得点/#1ブラックレッジ 7リバウンド/#9ディクソン 9アシスト

【カンファレンスセミファイナルGAME3 5/13浜松戦】

  • 日時:2012年5月13日(日)
  • 会場:浜松アリーナ 観客1,707人
  • レフリー:漆間大吾、鬼頭英伸、上田信

前半 後半 TOTAL
チームA
新潟
5 14 19
チームA
浜松
13 17 30

新潟1勝 浜松2勝

スターティングメンバー

  • 新潟:G #20マーリー、SG #23佐藤(公)、SF #32池田、F #14デービス、C #54ホルム
  • 浜松:PG #3大口、G #9ディクソン、G #11岡田、F #21パーマー、C #42ポマーレ

ゲームレポート

ファーストティップを奪った新潟だが、#54ホルムがインサイドでダブルチームに逢いターンオーバー。直後のディフェンスで浜松にオフェンスリバウンドを拾われると#9ディクソンに遠い位置から3ポイントを決められ先制点を取られる。さらにピックアンドロールから#21パーマーにバスケットカウントを決められ0-6。残り時間は約3分。

追い上げたい新潟はアウトオブバウンズから#54ホルムがインサイドで得点。浜松#21パーマーにジャンプショットを決められるが、#20マーリーが3ポイントシュートを決め返し、5-8と3点差。盛り返したい新潟だがその矢先にこのQ4つ目のチームファールで浜松#21パーマーにFTを与えてしまう。インサイドを攻めたい新潟は#14デービスにボールを入れるが、ペイントエリアでのシュートを決めきれずにミス。ルーズボール争いからこのボールを拾われるとファストブレイクで#42ポマーレにスコアを許してしまう。次のオフェンスでもインサイドを突く新潟だが、#54ホルムがダブルチームにターンオーバーし、前半最後の2分間は無得点。5-13と8点を追いかけて後半5分へ。

追いつきたい新潟だが、オフェンスでは拙攻を繰り返し、ディフェンスではオフェンスリバウンドを奪われる悪循環。焦りからかミスも増えなかなか得点できない。新潟は残り時間3'25で唯一の20秒タイムアウトを請求し、落ち着きを取り戻そうとするが、直後のオフェンスでアタックしたインサイドで再びターンオーバー。残り時間2'30で浜松#3大口にフリースローを2本決められ10点差。残り時間が重くのしかかる。#20マーリーのフリースローの後、アウトオブバウンズから#23佐藤(公)が3ポイントをねじ込み6点差で残り時間は2'12。しっかりディフェンスでしのげればまだ追いつける点差だったが、浜松#34アーノルドに1オン1のドライブからスコアされ離される。最後はファールゲームを仕掛けるも追いつくには至らず19-30で敗戦。新潟アルビレックスBBの2011-2012シーズンが終了した。

チームスタッツ

新潟
浜松
7/21 33.3% FG 6/11 54.5%
3/7 42.9% 2P 5/8 62.5%
4/14 28.6% 3P 1/3 33.3%
1/2 50.0% FT 17/22 77.3%
4 AST 1
1 STL 5
0 BLK 2
5 TO 2
12(OR7 DR5) REB 13(OR5 DR8)

FG:フィールドゴール(2ポイントと3ポイントの合計)、3P:3ポイント、AST:アシスト、STL:スティール、BLK:ブロックショット、TO:ターンオーバー、REB:リバウンド、OR:オフェンスリバウンド、DRディフェンスリバウンド

スタッツリーダー

  • 新潟:#20マーリー9得点/#54ホルム4リバウンド/#1ゴードン、#14デービス、#20マーリー、#54ホルム1アシスト
  • 浜松:#21パーマー12得点/#9ディクソン、#11岡田、#34アーノルド、#42ポマーレ 2リバウンド/#11岡田 1アシスト

ギャリソンHC試合後インタビュー

凄くフィジカルな2ゲームだった。第2戦の出だしから浜松はアグレッシブで勢いがあり、新潟のプレーも決して悪くなかったが、浜松のポストへのダブルチームを対処できずターンオーバーにつながってしまった。ディフェンスではゾーンプレスでリズムを変えようとしたが1オン1を止めきれずフリースローをたくさん与えてしまった。第3戦も浜松はとてもアグレッシブで追いかける展開となり難しいゲームになってしまった。シーズンを通して毎日、毎試合成長した我々の選手たちの努力を嬉しく思うし、最後まで誰一人諦めず戦い抜いた選手たちを誇りに思う。

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