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[2012.04.16] 【試合レポート】4月14日、15日 新潟vs京都戦 試合レポート

いつも新潟アルビレックスBBへ温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。
さて、週末に開催されました、「bjリーグ2011-2012シーズン公式戦 新潟アルビレックスBBvs京都ハンナリーズ戦」の試合レポートを更新しましたので、お知らせいたします。

【4/14京都戦】鉄壁のディフェンスで京都を撃破!

2012年4月14日(土)東総合スポーツセンター 18:00ティップオフ 観客1,640人
レフリー:漆間大吾、国沢麻未、柚木知郎


1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
チームA
新潟
18 19 24 17 78
チームA
京都
9 19 18 20 66

新潟26勝21敗 東地区4位

スターティングメンバー

  • 新潟:PG#1ゴードン、SG#23佐藤(公)、SF#32池田、F#14デービス、C#54ホルム
  • 京都:G/F#0瀬戸山、G#2ボイェット、G#9仲村、C#7リカート、C#1カマラ

ゲームレポート

前節大阪戦の第2戦で大量103失点での敗戦を喫し、ディフェンスの立て直しが求められる新潟。京都は210cmを超えるビッグマンを3人排しインサイドを中心に攻めてくる。新潟は京都のインサイドをいかに止めるか。ディフェンスがカギ。
出だし、京都#7リカート(F 211cm)のインサイドアタック、#9仲村(G 192cm)の3ptなどで先制を許すが、#32池田(SF 191cm)が開始約7'30に3ptでこの試合チーム初得点をあげると、#23佐藤(公)(SG 186cm)がバスケットカウントなどで続き、新潟が一気に13連続得点。この間、ディフェンスでも京都のインサイドに対して体を張ったチームディフェンスでスコアを許さず、このQ京都の得点をわずか9点にシャットアウト。京都は大黒柱の#7リカート(F 211cm)がこのQだけで2つのファールを犯したことで早々に交代させざるを得なかったことに加え、新潟の激しいディフェンスにリズムを徐々に崩していく。続く第2Qは、両チームとも加点する一進一退の攻防に。京都は#50村上(PG 178cm)がドライブからファールを誘いFTで得点。新潟はオフェンスリバウンドからのセカンドショットで#3マキシー(SF/PF 198cm)、#14デービス(F 206cm)らが得点して繋ぐ。新潟は積極的にリバウンドに絡み、セカンドショット(セカンドショット時のファールによるFTも含む)だけでこのQ 8点を奪う。前半終了して37-28で新潟が9点リード。両チームフィジカルにぶつかり合いロースコアの展開。
引き離しにかかる新潟は、後半#54ホルム(C 210cm)のFT、#23佐藤(公)のAND1でリングにアタック。さらに好調佐藤(公)は第3Qだけで2本の3ptも沈めリードを広げる。京都はインサイドだけでなく攻撃にドライブを織り交ぜ打開策を探るが、新潟が24秒オーバータイムを奪うなど激しいチームディフェンスで大量得点を許さず第3Q終了して15点差で新潟がリード。最終Q序盤、新潟のアウトサイドシュートが爆発。#3マキシー、#13小松(SG 184cm)、#20マーリー(G 193cm)が立て続けに3ptを沈め、さらに#15根東(G 185cm)がゴール下に走りこんで合わせる技ありの得点も絡んで残り時間約6'35でこの試合最大の21点のリード。京都はフルコートプレスで新潟をスローダウンさせようとするが新潟は落ち着いて対処。追いつくには及ばず新潟が78-66で快勝。新潟のインサイドを守るチームディフェンスが京都の攻撃のリズムを狂わせ、オフェンスリバウンド24を含む54リバウンドで京都のリバウンド数(49)を上回ったことも勝利の要因だった。

イベント他

試合前には、三味線プレイヤーfumiyoshiによる生演奏が場内を盛り上げた他、オープニングセレモニーではアルビレックスチアリーダーズがパフォーマンスを披露。さらにハーフタイムにはオフィシャルテーマソングを歌うRafveryがライブを行い会場を盛り上げた。

また、4月7日(土)の大阪戦で達成された#23佐藤(公)威選手のbjリーグ通算300試合出場を記念して抽選会を開催。当選者には佐藤(公)選手の新潟でのファーストシーズンのプレイ写真や、旧ユニフォームなどレアなアイテムをプレゼント。ブースター参加企画として開催した ALBIREX BB応援ボードコンテストでは、選手全員をボードにし大きくアピールしてくれた作品が最優秀賞に選ばれホテル日航新潟のペア宿泊券が贈られた。

チームスタッツ

新潟
京都
27/71 33.8% FG 21/59 35.6%
16/46 34.8% 2P 19/48 39.6%
8/25 328% 3P 2/11 18.2%
22/29 75.9% FT 22/33 66.7%
10 AST 11
6 STL 7
0 BLK 0
12 TO 13
54(OR24 DR30) REB 49(OR19 DR30)

FG:フィールドゴール(2ポイントと3ポイントの合計)、3P:3ポイント、AST:アシスト、STL:スティール、BLK:ブロックショット、TO:ターンオーバー、REB:リバウンド、OR:オフェンスリバウンド、DRディフェンスリバウンド

スタッツリーダー

  • 新潟:佐藤(公) 15得点/マーリー、ホルム 10リバウンド/ゴードン、マーリー 3アシスト
  • 大阪:ボイェット 14得点/ババカ 15リバウンド/瀬戸山、リカート 3アシスト

ギャリソンHC試合後インタビュー

今週はずっとディフェンスを練習して来て、1Qから激しくディフェンスをしてシーズンを通じてやってきたことを選手たちが表現してくれた。両チームとも2ptの確率が30%台とシュートの精度に欠けたが明日は両チームとももっとシュートが入るものと思う。2戦目は今日以上のエネルギーをもって闘わなければならないのでしっかり準備していきます。

【4/15京都戦】今季初のOT!激闘も終盤の失速が響き1勝1敗

2012年4月15日(日)東総合スポーツセンター 13:00ティップオフ 観客1797人
レフリー:漆間大吾、国沢麻未、柚木知郎


1Q 2Q 3Q 4Q OT TOTAL
チームA
新潟
13 16 36 9 8 82
チームA
京都
20 17 13 24 16 90

新潟26勝22敗 東地区4位

スターティングメンバー

  • 新潟:PG#1ゴードン、SG#23佐藤(公)、SF#32池田、F#14デービス、C#54ホルム
  • 京都:G/F#0瀬戸山、G#2ボイェット、G#9仲村、C#7リカート、C#1カマラ

ゲームレポート

前日の試合に勝利し連勝がかかる新潟。2日間連戦のbjリーグでは連勝しない限り順位は上がらない。プレイオフでは一つ負けたらシーズンが終わってしまうため連勝できる心身両方のタフさが必須。前日の試合後ギャリソンHCが話した通り前日以上のエネルギーを持って戦えるか新潟の真価が問われる試合となる。
京都#7リカート(F 211cm)がスコアすればすぐさま新潟#54ホルム(C 212cm)がスコアし返し、インサイドの応酬で試合がスタート。新潟はオフェンスで動きが固く#1ゴードン(PG 180cm)や#23佐藤(公)(SG 186cm)のジャンプシュートなどで得点するが思うように得点が伸びず我慢の展開。京都は前日インサイドへのパスを重視してあまり攻めなかった日本人選手が積極的に攻めてくる。#0瀬戸山(G/F 187cm)がミドルレンジシュートや3ptでこのQ7得点。さらに#9仲村(G 192cm)のファストブレイクなども許し第1Qは13-20と新潟7点ビハインドでスタート。続く第2Q、我慢強くチームディフェンスを続ける新潟。ここでオフェンスに火をつけたのは#13小松(G 184cm)。第2Q 7'06に得意の3ptを決めると、6'40、6'08と立て続けに3本の3pt(このうち2本が#15根東からのアシスト)を決めると、5'30に#20マーリーがミスしたシュートに飛び込んだ#3マキシー(SF/PF 198cm)がこぼれ球をダンクで押し込みこの間11-0のランで3点のリードを奪う。ここで京都はすぐさまタイムアウトを請求。流れを手繰り寄せたかに見えた新潟だが、このタイムアウト明けから前半終了まで京都のフィジカルなディフェンスにシュートを決めきれずわずか2得点。前半終了して29-37で8点ビハインドを負う。京都は前半で#7リカートがファール3回と前日同様ファールトラブル。後半このマッチアップを攻めてインサイドを攻略できるか。
後半出だし新潟は#54ホルムのインサイドアタックで攻め、徐々に点差を縮めると第3Q残り5'00を切って#32池田(SF 191cm)が3ptを決め同点に追いつく。ここから新潟が激しいディフェンスから京都のミスを誘い得点ラッシュ。#32池田のミドル、#20マーリー(G 193cm)の3pt、#54ホルムのFTそしてQ終了間際#3マキシーにこのQ2本目の3ptが飛び出すとこの5分間で25-7として15点のリードをつけて最終Qへ。激しいディフェンスからルーズボールへのダイブも飛び出し、アリーナの盛り上がりも最高潮に達する。勝負の第4Q、新潟は出だしに#0瀬戸山、#11川辺(F 190cm)に不用意に連続3ptを許しタイムアウト。その後両チーム得点を取り合い、オフィシャルタイムアウト時点で新潟が10点リード。新潟はスコア出来ているものの#2ボイェットの個人技や#7リカートのインサイドで失点し点差を広げられない。ゾーンディフェンスを敷く京都に対し、オフェンスでもそれまでの積極性が徐々に失われる新潟はオフィシャルタイムアウト以降FGが決められず、京都#7リカートの連続得点でついに同点となり試合は振出しに戻る。それでも新潟は最終盤激しいディフェンスで24秒オーバータイムを奪い、残り時間3.6秒でタイムアウト。フロントコートのサイドアウトバウンズで新潟ボール。チームファールがかさんでいる京都に対して#20マーリーのアタックに勝負を託すが京都ディフェンスの前に難しいフェイダウェイショットになり、これが落ちて試合は新潟にとって今季初の延長戦へ。
5分間の延長戦。京都は#30クマード(G 201cm)のアタック、新潟は#20マーリーの3pt、#54ホルムのインサイドなどで得点し両者一歩も譲らない。しかし、新潟は好調#3マキシー、#54ホルムらがファールアウトしたことも重なってオフェンスのフィニッシュに決め手が無く、残り時間1分を切り3点ダウン。この場面で新潟はファールゲームを判断。相手FTのミスからのオフェンスで逆転を狙うが京都は与えられたFTをきっちり決め徐々に点差を付けられるとそのまま追いつくことが出来ず82-90で悔しい逆転負けとなった。

イベント他

試合前には、元アルビレックスチアリーダーズの柳下容子さんが代表を務めるスタジオキャンドルキッズダンサーによる可愛らしいダンスが披露された。また、オープニングセレモニーではアルビレックスチアリーダーズがパフォーマンスを披露。ハーフタイムにはオフィシャルテーマソングを歌うRafveryがライブを行い会場を盛り上げ、バックダンサーとしてスタジオキャンドルピップホップチームも参加した。
4Qオフィシャルタイムアウトでは、前節より登場の新アトラクション『早着替えぶかぶかレース』を行い、来場者から選ばれた子供たちが参加。選手サイズの大きなシューティングシャツとユニフォームパンツに着替え、ぶかぶかのバスケットボールシューズを履いてゴールを目指した。ゴール直前では、#15根東を思わせるダイブもみられ、会場が湧いた。
前日に引き続き、ALBIREX BB応援ボードコンテストを開催。この日は池田選手の応援ボードを作ってきてくださった方が最優秀賞に選ばれた。

チームスタッツ

新潟
京都
26/71 36.6% FG 32/65 49.2%
18/45 40.0% 2P 26/52 50.0%
8/26 30.8% 3P 6/13 46.2%
20/29 69.0% FT 20/32 62.5%
13 AST 15
10 STL 9
2 BLK 2
19 TO 17
50(OR24 DR26) REB 49(OR19 DR30)

FG:フィールドゴール(2ポイントと3ポイントの合計)、3P:3ポイント、AST:アシスト、STL:スティール、BLK:ブロックショット、TO:ターンオーバー、REB:リバウンド、OR:オフェンスリバウンド、DRディフェンスリバウンド

スタッツリーダー

  • 新潟:#3マキシー 16得点/#54ホルム 13リバウンド/ホルム 3アシスト
  • 京都:ボイェット 24得点/チーム 12リバウンド/瀬戸山 3アシスト

ギャリソンHC試合後インタビュー

最初の1~3Qはとてもいいゲームが出来たと思います。チームとして最後をしっかり締めて勝つ方法を見つけ出さなければ。1試合だけでなく、連戦の2戦目の最後をしっかり締めないといけない。昨日の勝利にも油断せず良い出だしを切ってくれた我々の選手たちを誇りに思いますし、試合を通じてエネルギーがありしゃべり続けてくれた。そういう選手たちの姿勢を評価したい。4Qが9-26では勝つのはなかなか難しい。要所で決められなかった。FTも終盤にいくつかミスしたが今シーズンFTで勝ったゲームも沢山あるので今日だけの結果で責めることはできない。すごくフィジカルな試合でした。

各種情報

次節

  • 4月21日(土) 18:00/22日(日)13:00
  • 新潟アルビレックスBBvs滋賀レイクスターズ
  • @アオーレ長岡(新潟県長岡市大手通1-4-10)アクセス:JR長岡駅直結約3分
  • TV中継:4月22日(日)13:00~14:55 NST(新潟総合テレビ)

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