[2011.12.02] ガーナに蚊帳を送ろう!プロジェクトのご報告
いつも新潟アルビレックスBBへ温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。
11月27日(日)新潟市東総合スポーツセンター会場で、ガーナに蚊帳を送ろう!プロジェクトの中心メンバーであった斉藤葉菜子様よりご報告していただきました。斉藤葉菜子様からのメッセージです。
斎藤葉菜子様メッセージ
「初めまして。斉藤華菜子と申します。2009年6月から今年6月までの2年間、JICAの青年海外協力隊として2年間ガーナのケープコーストで活動をしておりました。昨シーズンは、私がガーナで活動をしておりましたガーナのローカルNGO HOOPS CARE INTERNATIONALのマラリア感染予防プロジェクトに多くの方よりご支援して頂き、本当にありがとうございました。
皆様の温かいご支援により、募金箱とガーナ商品販売の売り上げを合わせ3760USドル(3760米ドル = 29.3245983 万円)が集まり432枚の蚊帳の購入、マラリア感染予防のワークショップを開催することができました。
マラリア感染流行地域であるガーナを含め、アフリカ人の死亡率の高さは、マラリア感染による5歳児未満の死亡率の高が一つの要因だと聞いております。
彼らは感染したら薬を飲んで治療すると言う事を知っているのですが、医学的なマラリアに関する知識は乏しいように思います。
ただの風邪や体がぐったりしているだけでもマラリアだと言い、私の日本人の友人も怪我をして足から血を流して病院に行ったらガーナ人医師から「マラリア」と言われたり、熱が出て病院に行ったら顔を見ただけで「マラリア」だと診断された友人もいる程です。
このような現状により、マラリアに関する医学的な正しい知識と予防対策が重要だと考え、これらをメインにしたワークショップを企画致し、10校の小中学校から2名ずつ生徒をワークショップに招待し、ワークショップ後に参加した生徒の学校と、地域の子供たちに蚊帳を配布致しました。
昨シーズンのこのプロジェクトにあたっての募金活動やガーナ商品販売には全てメールでのやり取りで、私が直接会場に行くことはできなかったにも関わらず、お会いした事の無い皆様に募金やガーナ商品をご購入して頂いた事には本当に感謝しております。
私の両親にもガーナ商品の販売をしてもらったのですが、多くの人が商品を買って頂き、寒い中選手の皆さんやファンの皆さんが募金活動をして下さったときいております。
今回このプロジェクトをご支援して頂いたファンの皆様、新潟スポーツプロモーションの皆様、JICA関係者の皆様に改めて感謝致します。
今後もアフリカ支援を行う予定でありますので、また皆様にご支援をお願いする時があるかもしれませんが、その時はどうぞ宜しくお願い致します。」