[2016.04.10] 【戦評掲載】「アウェイ」4月10日(日)vs信州ブレイブウォリアーズ
後半反撃も及ばず黒星
第1Q 長野23-21新潟
長野が先制するも、新潟がゴール下のリバウンド争いで競り勝つと佐藤公の3Pも決まるなど好スタートを切る。長野は新潟の堅い守備を前に崩せず、外から狙うも決まらずに2-10。たまらずタイムアウトをとると、鹿野や鈴木らが鋭いドライブで切り込んでチャンスを作ると斎藤洋の外も決まって反撃。鹿野のアウトサイドと鈴木のスピーディーな攻撃で長野が逆転して第1Qを終える。
第2Q 長野48-33新潟(25-12)
第1Q抑えられていた長野のインサイド陣が果敢にアタックして序盤のながれをつかむ。新潟は早々にタイムアウトをとると、アーノルドの4点プレイで長野の勢いを止めると、その後はリバウンドでファイが奮闘して徐々に流れを引き寄せる。しかし、4分を切ってから長野・鈴木、斎藤洋の連続3Pが決まると、インサイドも効果的に攻めていき長野が15点のリード。
第3Q 長野60-51新潟(12-18)
序盤はお互いチャンスを掴めずに攻守が激しく入れ替わる後半。集中した守備で決めきれず開始4分で2-4と重たい展開に。流れが悪い新潟はガードを入れ替えると、アーノルド、リードの連続3Pで点差を詰める。長野はインサイドにボールを集めるも新潟の守備を前にミスが目立つと、新潟の外が当たりはじめ9点差。
第4Q 長野85-76新潟(25-25)
開始17秒で斎藤洋が3Pを決めると、すぐさまアーノルドが決め返す。その後も激しい外の打ち合いとなる中、長野が一歩も引かず。リバウンドから走ってベルがダンクを決めるなど良い流れでオフィシャルタイムアウトに。その後、新潟の積極的なアタックを何とか防いでいくと攻撃ではギブソンがファウルを誘ってリードを守って逃げ切った。
全体
前半は得点の奪い合いとなる中、第2Qの後半に長野の日本人選手の外角が決まり始めると、インサイドのギブソンらも動きやすくなり長野が大きなリードを得た。後半は新潟がアーノルドとリードの3Pから反撃していって流れをつかむが、第4Q序盤の外の打ち合いで長野が踏ん張ると最後まで集中した守備で逃げ切った。
■観客数:1,662人
試合結果
信州ブレイブウォリアーズ?85-76 新潟アルビレックスBB
1Q:23-21
2Q:25-12
3Q:12-18
4Q:25-25
スターティング5
#7武井弘明
#10ファイ・パプ・ムール
#23佐藤公威
#34ウェイン・アーノルド
#42ライアン・リード
主な個人成績
#34ウェイン・アーノルド 31得点、5リバウンド、2スティール
#42ライアン・リード 21得点、7リバウンド、4アシスト
#23佐藤公威 12得点、2スティール
#10ファイ・パプ・ムール 6得点、8リバウンド、4アシスト、2スティール
#5佐藤優樹 4得点
#7武井弘明 2得点、4リバウンド
中村和雄ヘッドコーチコメント
ガードの武井や優樹は日によって出来が変わり、公威も含めて2日間良いプレーを継続しなければならない。池田がいない中で、小松にはもっとシュートを決めていってほしい。ライアンとアーノルドの2人は、今回のように自分が中心だと自覚してプレーしてくれれば問題ない。また、信州のギブソン選手、ベル選手は素晴らしい選手。彼らのプレーは対応が難しかったです。