[2016.03.06] 【戦評掲載】「アウェイ」3月5日(土)vs福島ファイヤーボンズ
終盤の追い上げ実らず連勝ストップ
第1Q 福島22-19新潟
福島・狩俣の3Pで始まった試合は、序盤両チームともにシュートが決まらない。トリースのダンクを機に福島に試合が傾き始めたと思われたものの、新潟がリードとアーノルドの3Pなどで徐々に点差を詰め、3点差で第1Qを終える。
第2Q 福島37-34新潟(15-15)
新潟の佐藤公や武井、福島の菅野の得点で両チーム25点で並ぶと、そこからは全く点が入らなくなる。均衡を破ったのは新潟・佐藤公の3Pで、そこから新潟が立て続けに点を奪う。残り2分40秒から菅野を中心に福島が調子を取戻し始めると、新潟の勢いが衰え始め、両チームともに得点の伸び悩む第2Qとなる。
第3Q 福島68-57新潟(31-23)
福島はナッシュと狩俣、新潟は武井とリードが中心となり、互角の試合展開をみせる。残り6分で新潟が同点に追いつくものの、フリースローの精度を欠くなど、その後が続かない。福島がメリエックスとナッシュを中心に得点を積み重ね点差を引き離し、11点差で第3Qを終える。
第4Q 福島88-86新潟(20-29)
第4Qは新潟のアーノルドが活躍をみせ、徐々に福島との点差を詰め、残り1分40秒で仲西が決めた3Pで同点に追いつく。しかしその後はファウルで得たフリースローをナッシュが確実に沈め、福島が僅差で逃げ切ることに成功した。
全体
全体的に動きの少ない、勢いに欠けた試合だったが、その中でも福島はナッシュと菅野を中心に得点を重ね、アーノルドを中心として終盤になって猛追を見せた新潟から逃げ切り、新潟から勝利をものにした。
■観客数:1718人
試合結果
福島ファイヤーボンズ?88-86 新潟アルビレックスBB
1Q:22-19
2Q:15-15
3Q:31-23
4Q:20-29
スターティング5
#10ファイ・パプ・ムール
#18加藤竜太
#23佐藤公威
#34ウェイン・アーノルド
#42ライアン・リード
主な個人成績
#34ウェイン・アーノルド 31得点、6リバウンド、6アシスト
#10ファイ・パプ・ムール 16得点、10リバウンド、3アシスト
#23佐藤公威 12得点、3アシスト
#42ライアン・リード 11得点、7リバウンド、3アシスト
#7武井弘明 9得点、3アシスト
中村和雄ヘッドコーチコメント
勝ち続けている中で油断のある選手がいたのではないか。今日の武井や優樹のように常に新鮮な気持ちで試合に臨まなければならないと思います。また、試合で起こる様々な状況にも対応していかなければならないと思います。