[2016.01.16] 【戦評掲載】「アウェイ」1月16日(土)vs青森ワッツ
接戦を落とし連敗
第1Q 青森25-25新潟
両チーム互角の展開からゲームが始まる。序盤、新潟・佐藤公、ハミルトンの連続得点でリードする。青森も残り4分にペリー、北向の3Pで逆転する。その後も両チーム譲らず得点を重ねていき25-25の同点と緊迫した展開のまま第1Qを終える。
第2Q 青森36-40新潟(11-15)
青森は開始早々ブランドがスティールから得点を決めて勝ち越すもその後はなかなか得点することができない。対する新潟は残り6分でファイがフリースローを決め同点、リードの得点で勝ち越す。青森も下山、マーリーが果敢にシュートを打つもリングに阻まれる。新潟も青森・下山、ブランドの守備の前に得点できないがフリースローで確実に得点し点差を4点とした。
第3Q 青森63-63新潟(27-23)
序盤は青森ペース。第2Qのうっぷんを晴らすかのように得点する。素早いパス回しからマーリーが3Pを連続で決め逆転すると、その後も梅津、マーリーの3Pで点差を9点とする。序盤に攻め込まれた新潟はタイムアウト後に反撃を見せる。残り5分に佐藤公、ハミルトンが3Pを決め4点差まで追いつくと、残り2分でハミルトンの得点で同点にする。青森は序盤の勢いを生かすことが出来ず、同点で終える。
第4Q 青森82-79新潟(19-16)
新潟はリードがフリースローを2本決め勝ち越すが、その後は青森・ブランドらの守備の前に得点することが出来ない。その間に青森は、下口らの得点で残り6分で点差を6点に広げる。終盤、新潟も食らいつき、リードの3Pやフリースローで残り2分勝ち越す事に成功する。しかし残り1分青森・下山の3Pが決まると、山口もフリースローを確実に決め得点を伸ばし、3点を守り切り、青森が勝利した。
全体
両チーム譲らない展開が第1Qから続く。ホーム青森は外からの3Pを中心に得点を重ね、対する新潟はハミルトンを中心に攻撃を組み立て、得点を重ねる。第4Qの終盤まで同点と両チーム互角だったが、青森の3P決定率が54%と新潟よりも高い確率で決まっていた事が勝敗を分けた。
■観客数:1089人
試合結果
青森ワッツ?82-79 新潟アルビレックスBB
1Q:25-25
2Q:11-15
3Q:27-23
4Q:19-16
スターティング5
#4レジー・ハミルトン
#10ファイ・パプ・ムール
#13小松秀平
#23佐藤公威
#42ライアン・リード
主な個人成績
#4レジー・ハミルトン 29得点、6リバウンド、5アシスト、3スティール
#42ライアン・リード 21得点、14リバウンド
#23佐藤公威 15得点、6リバウンド
#10ファイ・パプ・ムール 10得点、10リバウンド、4アシスト
中村和雄ヘッドコーチコメント
ゲームの流れとしては、マーリー選手にやられてしまった。新加入のハミルトンはゲームに慣れていけば、今後いい状態になっていくと思う。日本人選手の状態が上がらない中、外国人選手への負担は大きいが、特にライアンが柱となって、彼を中心としたチームになっていければと思います。