[2015.12.14] 【戦評掲載】「アウェイ」12月13日(日)vs滋賀レイクスターズ
終盤猛攻で逆転勝利!
第1Q 滋賀22-19新潟
池田を岡田が、パーマーを佐藤公が各々ブロックして両者、守備から勢いをつけようとするが、今日も均衡した展開になる。全員が積極的に動いて素早くパスを回す攻撃から小林が2Pを決めて一時はダブルスコアになるが、新潟も佐藤公の得意のドライブやリードの諦めぬリバウンド処理からの得点で差を詰める。最後は加納のスティールから繋がった得点を滋賀が守りきった。
第2Q 滋賀41-37新潟(19-18)
新潟はリードのオフェンスファウルでチャンスを逃して小松のシュートもマブンガに制されて得点を稼げず。滋賀も波多野が囲い込む守りに対して苦戦して得点に結び付かない。リードのフリースローで新潟が何とか20点に到達。小松のターンオーバーで一時は10点差まで広がったが、オリバーとリードとファイのリバウンド対応やシビアなマークで滋賀を追い詰めて接戦に持ち込んで後半へ。
第3Q 滋賀56-53新潟(15-16)
オリバーがパーマーや波多野に止められて佐藤公のスティールもフリースロー失敗で実らず、滋賀の勢いが止まらない。新潟も佐藤公のスティールからの小松の2Pやファイや池田のフリースローで差を一気に縮める。滋賀はオリバーにリバウンドを何度も制されて攻撃が続かず。
第4Q 滋賀66-70新潟(10-17)
パーマーがリバウンドを確実に取るが、波多野との連係が合わずに決定力不足に陥る。横江の隙を突いたドライブで再び5点差に広げたが、互いに得点を取り合って中盤も接戦が続く。スティールで流れを掴んだ滋賀が粘り強い攻めを見せて横江の速攻で得点するが、リードやオリバーのリバウンド成功やファイのリードを広げる2Pなど終盤の新潟の猛攻を止められず。新潟が逆転勝利をおさめた。
全体
滋賀はパーマーや岡田のパスミスとマブンガのターンオーバーなどの攻撃時のミスが多く得点に繋がらなかった。新潟はリバウンドが取れず苦労したが、囲む守りで波多野や得点力のあるパーマーを苦しめて終盤の少ないチャンスを物にしたリードやオリバーの攻撃が有効だった。
■観客数:2142人
試合結果
滋賀レイクスターズ?66-70 新潟アルビレックスBB
1Q:22-19
2Q:19-18
3Q:15-16
4Q:10-17
スターティング5
#10ファイ・パプ・ムール
#23佐藤公威
#32池田雄一
#34クリス・オリバー
#42ライアン・リード
主な個人成績
#23佐藤公威 20得点、6リバウンド、4アシスト
#42ライアン・リード 17得点、11リバウンド
#34クリス・オリバー 12得点、8リバウンド
#10ファイ・パプ・ムール 10得点、8リバウンド、4アシスト
中村和雄ヘッドコーチコメント
この2日間パプには感謝している。コンディションが悪い中、強いハートでプレーして役割を果たしてくれたし、チームにも良い影響を与えた。また、公威も2日間滋賀の厳しいマークにあいながらも、良く仕事をしてくれたと思います。
全体を通しては滋賀戦に向けて準備したきたことがこの2日間良く出せたのではないかと思います。