[2015.12.05] 【戦評掲載】「ホーム」12月5日(土)vs金沢武士団
終盤逆転で連勝
第1Q 新潟19-17石川
与那嶺の3Pで石川が先制する。新潟はゆっくりとボールを繋いでじわじわと展開していく一方、石川は井手を中心に素早く攻めるもシュート決定率が高く僅かにリード。それでもミドルレンジから池田や佐藤公が果敢に狙う新潟は、帰化したファイの高さの利が出てリバウンドから加点。徐々に流れをつかみ始め、守備でも積極性が出るも、石川も井手の2Pで食らいつき第1Qを終える。
第2Q 新潟36-35石川(17-18)
第1Qの流れを引き継ぎ、ルーズボールにも食らいつく新潟。石川は1分48秒と早々にタイムアウト。プレッシャーをかける新潟に対して石川は巧みにかわしてゴール下のポマーレから反撃する。中盤に連続スティールで石川が一時リードを奪うも、リードがミドルから確率よく決めて新潟も譲らずに互角の戦いに。
第3Q 新潟58-60石川(22-25)
前半とは異なり一転、得点の奪い合いに。新潟のゾーンDFを前にボールを回し、井手がドライブで崩してゴール下でフィニッシュする。さらに連続スティールからマーシャルがダンクに3Pと一気に流れを変えると、その後もブラウン中心の攻撃で6点のリードを得る。新潟はタイムアウトをとって武井を投入すると佐藤公や小松が外から逆襲して2点差に追い上げる。
第4Q 新潟73-71石川(15-11)
フィッツジェラルドのゴール下で石川が先制する。序盤はお互いミスもあってボールが落ち着かない。選手を入れ替え打開を図る中、5分までは1-4とロースコア。流れをつかめないまま試合は終盤に。残り1分24秒、新潟・佐藤公がタフショットを沈めて1点差に追い上げる。残り31秒、新潟の気迫のプレッシャーが実り、スティールを奪うとそのままオリバーがタフショットを沈め新潟がついに逆転。ホームで接戦を制した。
全体
開始から終了まで緊迫した試合展開となった。石川は井手の巧みなパスとブラウンの決定力やシュート成功率で試合を優位に進めた。しかし、新潟が我慢強くディフェンスしていくと最後はホームの意地をみせうる結果に。帰化したファイがゴール下で度々存在感を見せるなど今後の試合に注目が集まる内容となった。
■観客数:2632人
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試合結果
新潟アルビレックスBB?73-71 金沢武士団
1Q:19-17
2Q:17-18
3Q:22-25
4Q:15-11
スターティング5
#10ファイ・パプ・ムール
#23佐藤公威
#32池田雄一
#34クリス・オリバー
#42ライアン・リード
主な個人成績
#34クリス・オリバー 20得点、6リバウンド
#42ライアン・リード 19得点、11リバウンド
#23佐藤公威 16得点、6アシスト
#10ファイ・パプ・ムール 9得点、11リバウンド
中村和雄ヘッドコーチコメント
初めてパプ、ライアン、クリスを同時に出したが、まだこれからだと思います。ライアンは自信を持ってプレイしてほしい。日本人はもっと頑張らないといけない。明日また頑張ります。
・【イベント情報】?ホームゲームvs金沢武士団@新潟市東総合スポーツセンター