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HOME > ニュース > 【戦評掲載】「アウェイ」10月31日(土)vs埼玉ブロンコス

[2015.10.31] 【戦評掲載】「アウェイ」10月31日(土)vs埼玉ブロンコス

新戦力を獲得した新潟が快勝

第1Q 埼玉12-17新潟

リードが序盤からターンオーバー。さらに連携ミスから失点するなど新潟としては痛い立ち上がり。埼玉は亀崎が速攻を仕掛けるが、ファイの高い壁に阻まれる。新潟もパスが合わずに苦しんだが、佐藤公の得点で点差を広げる。終盤に埼玉キャプテン・問の得点で勢いがついた埼玉は点差を縮めて第2Qへ。

第2Q 埼玉25-42新潟(13-25)

リバウンドを積極的に取りに行った中村が、オリバーのファウルを誘う。ディフェンスでは攻撃力のある佐藤公を亀崎中心におさえ、思い通りに攻めさせない。亀崎の連続得点が勢いをつけるが、果敢に攻めたドリブルが痛恨のファウルに。新潟は佐藤公中心に、コートを大きく使い、パスを回し攻撃を展開。佐藤公のミスをリードがカバーし得点するなど、流れを引き寄せ、粘る埼玉を凌ぐ。17点差で後半へ。

第3Q 埼玉48-64新潟(23-22)

新潟・仲西が埼玉・亀崎を執拗にマーク。埼玉は得点源の亀崎にパスを回せず苦しむが、中村が得たチャンスから、ハリスが得点。流れを引き離さない。しかし、新潟は中村の痛恨のファウルで得たフリースローをリードが決める。埼玉も井上のスティールから低めのパスを繋ぐが、ビュートラックがリードに集中的に守られてしまう。また、リードが確実にリバウンドを確保して埼玉にチャンスを与えない。

第4Q 埼玉71-95新潟(23-31)

得点力のある埼玉・ハリスに対し、新潟・リードが厳しくマーク。ビュートラックの強烈なダンクは決まるが、ファウルに。さらに攻撃がかみ合わずに得点が伸びない。井上、亀崎中心に粘り強い守りを展開するが、新潟も諦めずに得点を狙う。特に小松や本間らが確実に得点を決めて点差を広げる。終始新潟リードで試合終了。

全体

新潟は仲西や佐藤公の攻撃での積極的で縦横無尽な動きがチャンスを呼び、勝利に繋がった。埼玉は、第1Qではパスミスなどで新潟の攻めが噛み合わず、リズムよく攻撃していたが、新潟・リードの執着心の強いリバウンド対応にチャンスを再三潰された。リバウンド数では新潟が56本に対して埼玉が29本と大きな差が出た。

■観客数:1332人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■文責:熊田安那

試合結果

埼玉ブロンコス?71-95 新潟アルビレックスBB
1Q:12-17
2Q:13-25
3Q:23-22
4Q:23-31

主な個人成績

#34クリス・オリバー 20得点、5リバウンド、6アシスト
#23佐藤公威 19得点、1リバウンド、3スティール
#13小松秀平 18得点、3リバウンド、6アシスト
#16本間遼太郎 14得点、3リバウンド、4アシスト
#42ライアン・リード 11得点、15リバウンド、4アシスト
#10ファイ・パプ・ムール 4得点、13リバウンド、1アシスト

ヘッドコーチコメント

新潟アルビレックスBB:中村和雄ヘッドコーチ

新加入のクリスはブランクがありまだ時間がかかりそうだがオールラウンドでディフェンスがいい。今日本間は3ポイント4/5と役割を果たしてくれた。自信につながってくれればと思う。勝って覚えていけばいい。今は自主性を重んじている。

埼玉ブロンコス:小野寺龍太郎ヘッドコーチ

ディフェンスリバウンドのパーセンテージが41%では試合にならない。セカンドチャンスとターンオーバーからの失点が多いので、明日は新潟さん以上のディフェンスからハッスルし、丁寧なオフェンスをしたい。

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