[2015.10.18] 【戦評掲載】「アウェイ」10月17日(土)vs岩手ビッグブルズ
新潟が接戦を制し開幕5連勝！！
第1Q 岩手10-18新潟
新潟が、試合開始からの4連続得点で主導権を握る。ホームの岩手は、新潟の前線からの攻撃的な守備に手こずり、ターンオーバーから立て続けに得点を許す苦しい立ち上がりとなる。何とか流れを変えたい岩手は、残り6分34秒、自陣ゴール前でのジョンソンのスティールから藤江が得点を奪うと、ここから3連続で得点を奪い、2点差に詰め寄る。その後は両チームともに攻め手を欠く展開となったが、終盤に得点を重ねた新潟が、8点をリードし、第1Q終了。
第2Q 岩手31-34新潟（21-16）
岩手が小野寺の得点で先手を取ると、大森のスティールから永田がゴールを決め、流れを掴む。残り7分9秒に小野寺の3Pで逆転に成功する。その後は、両チームともに厳しい守備でインサイドへの侵入を許さず、3Pで得点を奪い合う展開となる。終了間際にヒンクルの3Pで新潟が勝ち越したところで、前半終了。
第3Q 岩手45-57新潟（14-23）
序盤は、両チームともにシュート精度を欠き、均衡した展開となる。40-42で迎えた残り4分8秒、新潟はファイのシュートが決まると、ヒンクルが3Pで続き、ここから怒涛の連続ゴールで一挙に14点を積み重ね、大きくリードを奪う。リードされた岩手も終盤にジョンソンの3Pなど粘りを見せ、最終Qへ望みをつなぐ。
第4Q 岩手59-70新潟（14-13）
後がない岩手は、開始早々ジョンソンの得点で先手を取る。その後は、一進一退の攻防が続くが、岩手がホームの声援の後押しを受け、じりじりと点差を詰めていく。ところが、残り3分となったところで、岩手はこのQも5つ目となるチームファウルを冒してしまう。これにより、残り時間を落ち着いた試合運びに終始することができた新潟が、リードを守りきり、勝利を収めた。
全体
試合開始からの連続ゴールで主導権を握った新潟。ディフェンス面でも、終始前線からの厳しいプレスで岩手に思い通りの攻撃をさせなかった。一方の岩手は、一時逆転に成功するも、第1Q以降の全てのQでチームファウルを5つ以上冒してしまうなど、試合の流れを掴むことができず、ホームで痛い敗戦となった。
■観客数：768人
■戦評協力：株式会社マーススポーツエージェント
■文責：小林真
試合結果
岩手ビッグブルズ?59-70 新潟アルビレックスＢＢ
1Q:10-18
2Q:21-16
3Q:14-23
4Q:14-13
主な個人成績
#6チャールズ・ヒンクル 24得点、5リバウンド
#10ファイ・パプ・ムール 17得点、9リバウンド、4アシスト
#23佐藤公威 12得点、4リバウンド、2アシスト
#42ライアン・リード 7得点、13リバウンド、4アシスト
#13小松秀平 5得点、2リバウンド
ヘッドコーチコメント
新潟アルビレックスＢＢ：中村和雄ヘッドコーチ
途中なかだるみがあった。勝ちはじめると勘違いをする選手が出てくるからきちんと気を引き締めていきたい。
岩手ビッグブルズ：勝久ジェフリーヘッドコーチ
チームとして宮古で試合できることを楽しみにモチベーション高く臨んだが、このような結果で応援に来てくれたみなさんに申し訳ない。明日はハードワークをして、チームプレイをして、勝ちにつながるプレイをしたい。
