[2015.10.04] 【戦評掲載】「アウェイ」10月3日(土)vs東京サンレーヴス
27得点の小松の活躍で新潟が連勝スタート
第1Q 東京16-28新潟
昨日と同様に東京は新潟のマンマークに苦しみ、思うように形を作れない。新潟はインサイドを起点に外から中とバランスのいい攻撃を展開していく。リバウンドでも上回り開始3分半で8点差。東京はオフェンスでは新潟のプレスにはまりボールをロスト。終盤にインサイドディフェンスで踏ん張ると、下田の外角も決まって追い上げる。12点差で第1Q終了。
第2Q 東京35-45新潟(19-17)
東京がコートを広く使いボールを回すようになると、新里の外角も決まる。高橋がトップからドライブを仕掛けるなど東京がペースを握る。新潟はオープンスペースを使って外から狙うが精度が上がらない。高橋のドライブから佐野の外角が決まって中盤に5点差とする。しかし、それ以降はお互い決め手に欠けると、新潟・リードがリバウンドから加点して10点差。
第3Q 東京49-69新潟(14-24)
新潟はゴール下で体を張ってシュートチャンスを作ると、フリーからしっかりと外角を決めるなど新潟の強さをみせる。東京も外から仕掛けていくもリバウンドを取られてしまう。新潟・小松の外角が冴え、開始3分16秒で15点差。東京はサイプケンスとジェイゲンのコンビプレイで食らいつくが、リバウンドからすばやく展開する新潟が次々にネットを揺らし、20点差で最終Qへ。
第4Q 東京62-95新潟(13-26)
東京はインサイドでファイやヒンクルを止められず、追い上げの糸口をつかめない。新潟は堅いディフェンスで外から打たせ、全員がスクリーンアウトを徹底するなど約束事を守り規律あるチームプレイをみせる。インサイドでは東京の外国籍選手を抑え、外からは小松が決めるなど最後まで手を緩めることなく、62-95で勝利した。
全体
前半は下田の外角や高橋のドライブなどで新潟のディフェンスを突破していったが、後半に入ると昨日と同様に新潟のディフェンスにつかまってしまった。さらに、攻守の切り替えが早い新潟がリバウンドからすばやく攻撃に転じ、第3Qで大きく突き放すことに成功。さらにインサイドを支配しリバウンド数では58本を記録。そして小松が27得点と爆発し、東京にチャンスを与えなかった。
■観客数:965人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
試合結果
東京サンレーヴス?62-95 新潟アルビレックスBB
1Q:16-28
2Q:19-17
3Q:14-24
4Q:13-26
主な個人成績
#13小松秀平 27得点、1リバウンド、3アシスト
#42ライアン・リード 18得点、18リバウンド、2アシスト
#6チャールズ・ヒンクル 16得点、8リバウンド、2アシスト
#18加藤竜太 12得点、2リバウンド、1アシスト
#10ファイ・パプ・ムール 10得点、12リバウンド、2アシスト
コーチコメント
東京サンレーヴス:東松弘純アシスタントコーチ
昨日の反省から、改善した面はある。但し、ボール運び、リバウンド、まだまだな状態。うまく機能した2Qは、5点差まで詰められたが、相手に対応されると崩れてしまった。インサイドのオフェンスも、課題。外だけでは、勝てない。今からです。
新潟アルビレックスBB:中村和雄ヘッドコーチ
昨日が良かったから、今日が良い訳ではない。今日が大事。だから、今日は、小松が良かった。気持ちも重要。昨日良かったと思って入った公威と後がないと思った小松の差が今日は出た。ここからは、ゲームで強くなるしかない。横浜戦も楽しみ。何ができるのか。どう成長できるのか。
選手コメント
#13小松秀平選手
昨日が良くなかったので気持ちを切り替えて、まずはディフェンスから、そしてしっかり走ることをポイントに試合に入った。(27得点?)ノーマークで外すなど反省点が多い。もっとシュート確率を上げていきたい。まずはディフェンスから。それあっての3Pだと思う。毎試合、ディフェンスとしっかり走ることを続けていきたい。
#18加藤竜太選手
前半は前から行かずに引いてしまい反省している。後半は後が無い気持ちで臨んだ。ボールを早く運んでレイアップすることは自分の役割だし、徹底したい。1試合、1試合の経験を無駄にせず、積み重ねていきたい。