[2015.04.26] 【戦評掲載】4月25日(土)TK bjリーグ2014-2015シーズン公式戦vs岩手ビッグブルズ
最後までもつれた試合はアウェイ新潟が勝利
第1Q 岩手21-22新潟
プレイオフを見据え、両チームとも負けられない戦いとなったこの試合。序盤から熱気を帯びた競った展開が続く。岩手は小野寺がスリーポイントを沈めると流れを引き寄せようと怒涛の攻撃を仕掛ける。しかし新潟はバン・トリースと佐藤公が踏ん張り、岩手のダッシュを許さない。その後も新潟佐藤公のシュートが効果的に決まり、かろうじて新潟がリードし、第1Qを終える。
第2Q 岩手31-35新潟(10-13)
このQは一転ロースコアな展開に。その中でも序盤流れを掴んだのは新潟。まずはカーターが積極果敢にアタックし、得点すると、池田もそれに続く。このまま新潟が引き離すかと思われたが、岩手小野寺が絶妙な場面でスリーポイントを沈める。その後も一進一退の攻防が続くが、新潟がリードを4点に広げ、後半戦へ。
第3Q 岩手52-47新潟(21-12)
岩手が逆転勝利へ向け、エンジン全開に。序盤は新潟が優位に試合を進める。まずは池田の外角が決まり、良い流れに。その後もケネディの外角が決まり、新潟がこのまま行くかに思われた。しかしその後、岩手は新潟のファウルから得たフリースローをきっちりと沈め、徐々に得点差を縮めていく。そして、小野寺の連続得点からランダルのバスケットカウントワンスローでついに逆転。岩手が5点のリードを奪い、最終Qへ。
第4Q 岩手62-67新潟(10-20)
再逆転を狙う新潟は序盤から積極的な攻撃に出る。サリバン・池田がシュートを決めると、ケネディは得たフリースローを沈め、僅差での攻防が続く。その後も新潟池田が要所でシュートを決め、最後はバン・トリースがバスケットカウントワンスローを沈め、激闘に終止符を打った。
全体
岩手は2Pシュートの確率が30%と低迷し、苦しい試合展開となってしまった。また、ディフェンスリバウンドでも新潟に8本の差を付けられており、効果的なオフェンスが展開しづらい状況となってしまった。
ヘッドコーチコメント
岩手ビッグブルズ HC: 桶谷 大
もったいない負け。ゴール下のシュートをはずしていたし、色んなところがもったいなかった。オーバーアグレッシブになっていつも以上に力が入ってしまっていた。ディフェンスは良かったけど、細かいところのミステイクが多かった。明日しっかり勝ちきることが大事。
新潟アルビレックスBB HC: 平岡 富士貴
たくさんのブースターの中で今日のようないい試合ができたこと感謝したい。レギュラーシーズン残り1試合を全力で戦いたい。
■観客数:1,313人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント