[2015.04.01] 3月マンスリーレポート
3月トピックス
2015.3.4 #1トーマス・ケネディ選手「ローソン"Ponta"週間MVP」受賞(対象:2月26日~3月1日)
2015.3.7 新潟日報朝刊にて庄司 和広ACコラムが掲載開始
2015.3.7-8 ホーム群馬戦を2連勝
2015.3.7-8 ホーム群馬戦「選手プロデュースデー」で選手プロデュースによるグッズを販売
2015.3.8 10シーズン連続のプレイオフ進出が決定
2015.3.14-15 アウェイ横浜戦は1勝1敗
2015.3.21-22 アウェイ東京戦を2連勝
2015.3.24 「クラシックデー」で着用する復刻ユニフォームを発表
2015.3.28-29 ホームで富山に連勝し、東地区4位浮上
2015.3.31 #1トーマス・ケネディ選手「ローソン"Ponta"週間MVP」受賞(対象:3月27日~3月29日)
3月マンスリーレポート
上位陣との対戦が続いた2月を5勝3敗で終えた新潟。一つも落とせない重要な3月の戦いに挑む。
3月最初の試合は、ホーム・アオーレ長岡で群馬クレインサンダーズとの2連戦。前節の富山戦はアウェイで価値ある2連勝。連勝の勢いそのままにホームでの勝利を目指す。
第1戦は序盤こそ群馬の速い攻撃を受けることとなるが、徐々に#1ケネディの得点力が爆発する。第2Qの連続3Pに始まり、その後も外からのシュートだけにとどまらず、個人技からインサイドを攻めたてるなどして攻撃をリード。また、#13小松も得意の3Pを5本決めるなど、87-70で勝利した。この試合#1ケネディは32得点を挙げてMVPに。チーム記録である1試合最多得点数「34得点」には及ばなかったが、「自分の記録よりもチームの勝利が重要」とあくまでもチームの勝利を強調した。勝利したものの、「リバウンドは課題」と平岡HCは気を緩めない。そのリバウンドを反省して臨んだ第2戦は、#1ケネディ、#23佐藤公、#51根東と開始から次々に得点を伸ばす。攻撃では#3カーターや、#23佐藤公が積極的にゴールを狙い、前日課題となったリバウンドはチームで向かうことで、群馬に流れを渡さない。また、途中出場の#18加藤が得意のドライブから得点するなど、この日は全12選手が出場。終始攻め続け、101-73で勝利し、10シーズン連続のプレイオフ出場を決めた。6得点を挙げた#18加藤は「試合にもっと出るために練習からアピールしたい」と更なる向上を誓った。
また、群馬戦では「選手プロデュースデー」として選手がデザイン・監修したフェイスタオルを販売。思い思いのデザインタオルがグッズブースを彩った。
翌週はアウェイで横浜ビー・コルセアーズ戦。群馬戦の反省から、リバウンド・ルーズボールに対する意識づけを練習から行ってきた新潟。前日に#13小松が胃腸炎で離脱し、9人で第1戦を迎えた。試合は#1ケネディ、#23佐藤公を中心にインサイド、アウトサイドを絡めた攻撃で横浜に的を絞らせず得点を伸ばしていく。ただ、横浜のインサイドを中心とした攻撃を止めることができず、大きな点差はないまま試合が進む。徐々に横浜の反撃を受け、点差が縮まっていく中、終盤同点に追いつかれるも#51根東の3Pなどで粘りを見せる。しかし、再び同点に追いつかれると、横浜・蒲谷にブザービーターを決められ77-80で試合終了。上位浮上へ向け、大きな1敗を喫した。
連敗は許されない第2戦。前日27得点を挙げた#23佐藤公がこの日も好調。#3カーターらとともに3Pを決め、スコアしていく。試合は点差が開かないまま一進一退の展開になるが、3Q終盤に#3カーターがスティールからダンクでチームを勢いづけると、インサイドアタック、フリースローでリードを得る。最終Qも#23佐藤公の3Pなどでリードを保ち、91-81で勝利した。
横浜戦を1勝1敗で終えた新潟は、アウェイで東京との2連戦。両日ともに東京を圧倒する。第1戦は、序盤から2P、3Pと次々に得点を重ね、第1Qだけで32得点。その後選手交代をしながらも加点し、東京の反撃を許さず、104-51で大勝した。課題のリバウンドにもチーム全体で向かい、相手のほぼ倍のリバウンド数を獲得する結果となった。第2戦は開始から両チームが得点を奪い合う展開となったが、徐々にペースを掴んでいく。第1戦に続き、スタメン・途中出場に関わらず、出場した選手が得点やアシストでスタッツを残していく。東京・井出に5本の3Pを許したが、新潟も#1ケネディが32得点、#15サリバン、#44バン・トリースのインサイド陣も2桁得点するなど、102-78で勝利。いい流れで、次節富山との大一番へ向かうこととなった。
迎えたホーム富山戦。富山は新潟戦までの岩手、秋田戦に4連勝。最高の状態で新潟へ乗り込んできた。新潟は2勝すればプレイオフホーム開催権が与えられる4位以上へ浮上するため、是が非でも連勝したい試合。第1戦は、開始から厳しいディフェンスで富山を自由にさせず、リズムを掴んでいくと、連続得点などでリードを得る。個人能力の高い日本人選手や強力なインサイドの外国人選手を擁する富山に詰め寄られる場面でも、#13小松の3Pや#32池田の得点で粘りを見せる。第4Q、逆転を許すが#1ケネディの個人技や3Pで再逆転。集中力を切らさず、79-76で貴重な1勝を手に入れた。そして重要な第2戦。会場の鳥屋野総合体育館は、新潟ブースターと富山ブースターで埋まり、満員となった。序盤は第1戦と打って変わり、劣勢を強いられ、富山の日本人選手を中心に得点を許してしまう。しかし、#3カーターの3Pを機に#11藤原、#13小松が3Pを決めていく。#51根東の粘りのスティール、#15サリバンのブロックショットなどディフェンスでも勢いを見せ、一進一退の攻防に。3点ビハインドで迎えた最終盤、#1ケネディが3Pとなるビッグショットを決め、土壇場で同点に追いつき延長戦へ入る。延長でも#1ケネディの3Pでリード。その後は富山のファウルで得たフリースローを#32池田を中心に決め、96-87で勝利。富山戦両日大活躍の#1ケネディは、この活躍が認められ今季2度目の週間MVPを受賞。ブースターとともに富山戦連勝を飾り、東地区4位へ浮上した。
また、この試合は「クラシックデー」と銘打ち、bjリーグ初年度(2005-2006シーズン)のユニフォームを復刻。クラシックデー仕様のオープニングムービーやアリーナミュージックが会場を盛り上げた。
3月試合結果
【ホーム】vs群馬クレインサンダーズ@シティホールプラザ アオーレ長岡
3月7日(土) ○87-80 戦評 ボックススコア フォトギャラリー
3月8日(日) 〇101-73 戦評 ボックススコア フォトギャラリー
【アウェイ】vs横浜ビー・コルセアーズ@横浜国際プール
3月14日(土) ●77-80 戦評 ボックススコア
3月15日(日) ○91-81 戦評 ボックススコア
【アウェイ】vs東京サンレーヴス@稲城市総合体育館
3月20日(金) 〇104-51 戦評 ボックススコア
3月21日(土) ○102-78 戦評 ボックススコア
【ホーム】vs富山グラウジーズ@新潟市鳥屋野総合体育館
3月28日(土) ○79-76 戦評 ボックススコア フォトギャラリー
3月29日(日) ○96-87 戦評 ボックススコア フォトギャラリー
3月月間勝率ランキング
1位 仙台 8勝0敗 .1000 東地区3位
2位 新潟 7勝1敗 .875 東地区4位
3位 京都 6勝2敗 .750 西地区1位
4位 岩手 6勝2敗 .750 東地区1位
5位 秋田 6勝2敗 .750 東地区2位
6位 滋賀 6勝2敗 .750 西地区4位
7位 沖縄 5勝3敗 .625 西地区2位
8位 富山 5勝3敗 .625 東地区5位
9位 島根 5勝3敗 .625 西地区6位
10位 福島 5勝3敗 .625 東地区8位
11位 浜松 4勝4敗 .500 西地区3位
12位 青森 4勝4敗 .500 東地区6位
13位 高松 4勝4敗 .500 西地区8位
14位 大阪 3勝5敗 .375 西地区5位
15位 長野 3勝5敗 .375 東地区7位
16位 大分 3勝5敗 .375 西地区7位
17位 横浜 2勝6敗 .250 東地区10位
18位 福岡 2勝6敗 .250 西地区9位
19位 奈良 2勝6敗 .250 西地区10位
20位 群馬 1勝7敗 .125 東地区9位
21位 埼玉 1勝7敗 .125 東地区12位
22位 東京 0勝8敗 .000 東地区11位
※順位は3月29日(日)の試合終了時点
※勝率が同率の場合は得失点差による
2015年4月のみどころ
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アルビBBチケットは指定席を選んで買える!
第24節アウェイ:4月11日(土)15:05、12日(日)14:00vs信州ブレイブウォリアーズ@長野運動公園総合体育館
昨シーズンのプレイオフファーストラウンド以来のアウェイ長野戦。レギュラーシーズンの残り試合全勝を目指す新潟は、まずこの長野戦に勝利し、4月の戦いをスタートしたい。
第25節ホーム:4月18日(土)18:00、19日(日)14:00vs青森ワッツ@シティホールプラザ アオーレ長岡
ホーム最終節。青森とは2月にアウェイで対戦し1勝1敗。順位こそ東地区6位(4月1日現在)にはいるが、決して侮れない。前回同様インサイドを攻めてくることが予想される。リバウンドで競り勝ち、ホーム最終節を勝利で飾りたい。
第26節アウェイ:4月25日(土)18:00、26日(日)14:00vs岩手ビッグブルズ@岩手県営体育館
レギュラーシーズン最終節。ホームでの前回対戦時は1勝1敗。スタイルの似たチーム同士の対戦となるが、プレイオフへ向け負けられない試合だ。アウェイという難しい環境でも集中力を切らさず、粘り強く戦いたいところ。