[2014.11.30] 【戦評掲載】TK bjリーグ 2014-2015シーズン公式戦11月30日(日)vs島根スサノオマジック
島根が高確率な3Pを武器に流れを掴んで逃げ切った
第1Q 新潟25-25島根
新潟は根東や佐藤公のドライブで仕掛けるも、島根の好ディフェンスにあうが、中にあわせてバン・トリースのゴール下から加点していく。島根はイン・アウトで外角を綺麗に決めるなどリードを譲らない。特にチャップマンのドライブからのパスアウトでフリーを作るなど巧みなオフェンスを展開。島根が一時リードするも、終盤に小松の3Pなど外角を決める新潟が追いつき第1Qを終える。
第2Q 新潟41-47島根(16-22)
立ち上がりから新潟が堅いディフェンスをみせるが、島根もメリエックス、チャップマンの外角などで食らいついていく。新潟はサリバンがゴール下から加点をしていくが、メリエックスが要所でオフェンスリバウンドを獲得して島根がリードを得る。残り4秒に佐藤公が3Pを決めるも、島根6点リードで後半へ。
第3Q 新潟60-69島根(19-22)
島根は安部が基点となってパスを回していく。島根は果敢にドライブから仕掛けて外を決めるなど何とかリードを守っていく。新潟もインサイドを絡めて反撃するも追いつくには至らない。残り3分に安部がファウルをもらいながら3Pを決めるビックプレイを決めるなど島根ペースで試合が進む。根東が鋭いドライブでディフェンスを中に集中させて外から狙うも決まらず、9点差。
第4Q 新潟83-88島根(23-19)
開始からゴール下で激しい攻防が展開され、接戦の様子を呈する。新潟が積極的にボールを奪いに来るところを、巧みにパスで交わしていく島根が一歩上にいく。新潟も外国籍選手のコンビプレイで返していくが、リバウンドから走って速攻に仕掛けていく島根が10点差。終盤に池田の外角などで追い上げるも、島根が逃げ切った。
全体
立ち上がりから得点の奪い合いとなる中、島根が高確率な外角を武器に第2Qでリードを得るとそのまま追いつかれることなく勝利を手にした。また、安部が巧みなゲームメイクでパスを配給して的を絞らせなかった。
■観客数:2652人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
ヘッドコーチコメント
島根スサノオマジック:森山 知広ヘッドコーチ代行
チームは連敗していたので、まず勝利したことが大きい。新体制になって色々なトライをしている。昨日もベンチメンバーの活躍があり、今日はスタートのメンバーを変えた中で出た選手が活躍してくれた。こういったかたちでベンチメンバーの活躍があるといいゲームが出来る手応えが掴めた。今日勝てたことは良かったと思うし、悪い部分はまた修正してやっていきたいと思います。
新潟アルビレックスBB:平岡 富士貴ヘッドコーチ
大事な時間帯にミスが続き、リバウンドも取ることが出来なかった。シュートも多く打っているが、大事なところで決めきることが出来なかった。まだ勝負強さが足りないし、今日はそこに尽きると思います。