[2013.12.19] 12月15日(日)「新潟アルビレックスBB vs埼玉ブロンコス」戦評
いつも新潟アルビレックスBBへ温かいご声援をいただき、ありがとうございます。
bjリーグ2013‐2014シーズン公式戦 ~郵便局presents~ 新潟アルビレックスBB vs 埼玉ブロンコスの試合結果を下記の通りお知らせいたします。
77 | 11-17 20-15 16-19 20-16 10-6 |
73 |
埼玉ペースもあと一歩及ばず
第1Q 新潟11-17埼玉
新潟のゾーンDFを前に素早いパスワークで展開する埼玉。ハンフリーの活躍で序盤は埼玉がリードする。新潟はマーリーの外角が決まって返していく。新潟はウェブらが中から打開しようとするも埼玉のサイズのあるインサイド陣に阻まれてしまう。埼玉の6点リードで第1Q終了。
第2Q 新潟31-32埼玉(20-15)
マーリーが3Pを正確に射抜き、開始約2分に新潟が同点に追いつく。埼玉はすかさずタイムアウト。埼玉は新潟のディフェンスに対してコートを広く使って攻め、効果的にドライブを仕掛ける。さらに積極的なディフェンスがハマり、新潟の攻撃のリズムを崩す。1分を切ってからのハンフリーの連続3Pで埼玉がリードする。
第3Q 新潟47-51埼玉(16-19)
ンフリーを警戒する新潟であるが、ディフェンスをかわして3Pを沈めていく。新潟はリバウンドを奪いセカンドチャンスをものにしていく。互角の戦いの中、ハンフリーを起点にパスが回り始めた埼玉はスピードあるドライブも見せて流れを引き寄せる。4点差で第4Qへ。
第4Q 新潟67-67埼玉(20-16)
早く追いつきたい新潟だが、シューター陣の確率が上がらない。中から外にパスアウトするも決めきれずに流れに乗れない。一方の埼玉はハンフリーにディフェンスが集中したところを中からドーソンが着実に決めていく。しかし、残り4分に池田が連続で3Pを決めて一気に追い上げると残り17秒に同点に追いつきオーバータイムへ。
OT1 新潟77-73埼玉(10-6)
埼玉はハンフリーに攻撃を預ける中、厳しいマークにあいシュートが決まらない。新潟はインサイドにボールを集めて得点を重ねる。残り1分48秒に秒に三澤が鋭いカットインで得点を決めて埼玉が同点に追いつくも、新潟が冷静な試合運びでインサイドから着実に決めて接戦を制した。
全体
試合を通じて埼玉ペースで進んでいった。ハンフリーを中心に攻撃を展開する中、要所で手薄になったインサイドからも攻め立てペースを握った。一方の新潟はマーリーが孤軍奮闘するもシューター陣の状態が良くなくずるずると埼玉ペースに引きずり込まれてしまった。しかし、最後はきっちりインサイドを軸にして勝ち切った。
観客数:3050人
戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
両チームヘッドコーチコメント
- 新潟 平岡HC
今日も同様沢山のお客さんの前で試合が出来た事に感謝しています。スタートを替えた事もあり、連戦の二日目という事もあり、昨日とは違う内容になる事は予想していたがここまでもつれるとは予想していなかったので、HCとして責任を感じます。劣勢でも粘り強く諦めずに戦ってくれた選手に勝たせて貰いました。来週は今年最後のホームゲームで西地区の強豪大分との対戦なので、しっかり気を引き締めてホームを守り、今年を締めくくりたいと思います。 - 埼玉 石橋HC
昨日やられたアウトサイドをうたせないように相手のシュート本数を減らすようなディフェンスをしましようという指示通り、選手たちは激しく足を動かして、今日は本当に良いディフェンスができて、オフェンスもチームでバスケットができました。最後まで勝ちきれなかったのはコーチの責任だと思います。ただ、チームとしては負けはしましたが、強い新潟にオーバータイムまで持ち込めたということをきっかけに浮上していきたいと考えています。