[2013.10.16] 【お知らせ】10月13日(日)「新潟アルビレックスBBvs岩手ビッグブルズ」戦評
いつも新潟アルビレックスBBへ温かいご声援をいただき、ありがとうございます。
bjリーグ2013‐2014シーズン公式戦「新潟アルビレックスBB vs 岩手ビッグブルズ」の試合結果を下記の通りお知らせいたします。
【戦評】岩手が第4Qで爆発し、連勝
第1Q 18-18
広くディフェンスする新潟に対して岩手は中を使いながら外角からも狙っていく。新潟は外角が好調で、マーリー、池田らが沈めていく。互角の戦いの中、中盤に入るとディフェンスのいい新潟が徐々に流れを掴み始める。岩手はインサイドで高さを生かしたリバウンドで対抗。接戦のまま第1Qを終える。
第2Q 29-33(11-15)
新潟はマーリーのドライブが起点となるも外角が思うように決まらない。岩手は切り替えを早くし速攻に持ち込むとハーフコートではインサイドを起点とする。ディフェンスではゾーンDFを敷き新潟のペースを乱す。お互い守り合いとなりロースコアの展開で後半へ。
第3Q 44-48(15-15)
序盤から新潟の好ディフェンスが光る。オフェンスではマーリーが内外から得点を奪う。岩手はポマーレのインサイドを起点とするも、マーリーを止められずに新潟にリードを許す。中盤に入ると岩手・高橋の外角で息を吹き返すと、終盤にはブラックレッジのインサイドも機能する。新潟はガード陣のミドルで何とかリードしたまま最終Qへ。
第4Q 75-61(31-13)
ペイントエリアが強い岩手が開始2分半で遂に逆転に成功する。新潟はたまらずタイムアウトを取る。オープンショットを放つもシュート成功率が上がらずに苦しむ。さらに岩手の好ディフェンスを前に我慢の時間帯が続く。新潟をしり目に、岩手はブラックレッジのダブルクラッチで残り5分には7点差に。その後も外角が決まる岩手に対し、新潟はマーリーにボールを託すもフィニッシュまで持ち込めない。14点差で岩手が勝利した。
全体
試合を通じて新潟は外角の精度が悪く流れを掴みきれなかった。岩手はトランジション早い攻めとインサイドの強みを生かしたオフェンスで試合の主導権を握った。リバウンドでは新潟を16本上回る57リバウンドと制空権を勝ち取った。新潟は日本人のガード陣が振るわず、マーリーにディフェンスが集中してしまった。
観客数:1125人
戦評協力:マーススポーツエージェント
- 岩手・桶谷HCコメント
昨日同様選手がよく頑張ってくれた。特に山本、木村がベンチからいい働きをしてくれた。第4Qでターンオーバーが1つというのはすごくいい。第1Qターンオーバーが多いのが修正点。練習からしめていかなければならないし、第4Qのバスケットを出だしからできるように今後はしていきたい。 - 新潟・平岡HCコメント
大事なところでのリバウンドの差が出てしまった。前半は普段通りできていたが、後半ゆるんでしまった。そこをもっと我慢強くやっていく必要がある。岩手は素晴らしいチームで、なんとか1勝はとりたかったがそんなに勝負は甘くないし、1人外国籍選手が足りないことも言い訳にはならない。岩手の木村選手のようなプレイは私達も見習わないといけない。