[2013.04.15] 【お知らせ】4月14日(日)「新潟アルビレックスBBvs秋田ノーザンハピネッツ」戦評
いつも新潟アルビレックスBBへ温かいご声援をいただき、ありがとうございます。
bjリーグ2012‐2013シーズン公式戦「新潟アルビレックスBB vs 秋田ノーザンハピネッツ」の試合結果を下記の通りお知らせいたします。
62 | 14-9 8-17 25-22 15-17 |
65 |
<戦評>復活の秋田、新潟に勝利
第1Q 秋田9-14 新潟
静かな立ち上がり、秋田はハリスやブラウンが強引に攻める。新潟はホルムのインサイドを起点にマーリーや佐藤公がミドルレンジから決めていき、リードする。秋田は粘りあるディフェンスで新潟のオフェンスのリズムを崩す。タフショットになるも、インサイド陣がリバウンドで踏ん張り、得点に繋げる。ロースコアの展開で第1Qを終える。
第2Q 26-22(17-8)
秋田はハリスが果敢に攻め込んでチャンスを作る。新潟は根東を投入してボールを動かしていき、秋田のディフェンスを崩していく。インサイドから展開して、外から狙うも思うように決まらない。秋田は新潟のゾーンDFを前にパスを回し慎重に攻めていく。どちらも流れを掴めないまま時間が進む。残り2分24秒に富樫の3Pでようやく秋田がリードを奪う。
第3Q 48-47(22-25)
開始から富樫のアシストでブラウンがダンクと幸先良いスタートを切る。両チームとも固いディフェンスで相手にいい形を作らせない。新潟は根東が要所で3Pを決める一方、秋田はハリスを投入すると、富樫が外から狙う。終盤、インサイドから攻める新潟に、秋田は外から決めて何とかリードして第4Qへ。
第4Q 65-62(17-15)
インサイドから攻めていく新潟。秋田も富樫中心に攻めていくもお互い決め手に欠けて、なかなか得点が伸びない。中盤、富樫の得点に、スティールから田口が外から射抜き、9点差となったところで新潟はタイムアウト。佐藤公が外から決め、流れを引き戻す。終盤、根東の3Pにウェブのダンクなどで3点差まで追い上げる新潟だが、最後同点を狙った佐藤公の3Pは決まらず、秋田が勝利した。
全体
ようやく戦力が戻ってきた秋田が粘りあるディフェンスで勝利をつかんだ。ロースコアの展開の中、秋田はハリスや富樫がチャンスを作る中、ブラウンがしっかりとフィニッシュを決めた。新潟はインサイドを狙いながら、根東が確率良く外から決めていった。最後はホームの後押しで、秋田が意地の勝利をつかんだ。
- 観客数:2521人
秋田・中村和雄HC
昨日はインサイドのポストディフェンスがひどく、それが敗因となっていた。今日は同じやられ方はするまいと、全員で意識してディフェンスに取り組んだ結果が出たと思っている。オフェンス面では、富樫にもう少し積極的にゴールにアタックしてもらいたいと思っている。プレイオフも決まり、チームとしても成熟していく時期である為、今後はディフェンスの状況判断を選手達に考えさせながらゾーンとマンツーマンの使い分けを展開していきたい。
新潟・マット・ギャリソンHC
今日の敗因は第2Qの失速にあった。得点する糸口が全く見つけられなかった。秋田のブラウンが今日は素晴らしかった。ただ、最大11点差つけられたゲームをよく辛抱強く近差まで詰めたと思う。今日は2Pの確率が34%と低く、この確率がもう少し高ければ違ったゲーム展開になっただろう。
戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント