[2012.04.09] 【試合レポート】4月7日、8日 新潟vs大阪戦 試合レポート
いつも新潟アルビレックスBBへ温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。
さて、週末に開催されました、「bjリーグ2011-2012シーズン公式戦 新潟アルビレックスBBvs大阪エヴェッサ戦」の試合レポートを更新しましたので、お知らせいたします。
【4/7大阪戦】シーソーゲームを制しプレーオフ進出決定!
2012年4月7日(土)東大阪アリーナ 18:00ティップオフ 観客1268人
レフリー:井村延広、加納康平、デビッド・ロウ
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
大阪 |
21 | 17 | 23 | 12 | 73 |
新潟 |
15 | 27 | 14 | 27 | 83 |
新潟25勝20敗 得失点差+3.6 東地区3位
スターティングメンバー
- 新潟:PG#1ゴードン、SG#23佐藤(公)、SF#32池田、F#14デービス、C#54ホルム
- 大阪:PG#10タイナー、G#0小淵、SG#6竹田、G/F#13セントプルー、F#15ベル
ゲームレポート
前節福岡戦を僅差で連敗し、プレーオフ進出に足踏みの新潟。この試合に勝って自力でプレーオフ進出を決めたい。大阪は怪我で#50マーシャル(C 212cm)が故障者登録。新潟はサイズで勝るインサイドを攻めきれるか。
序盤に主導権を握ったのは大阪。#6竹田(SG 186cm)が1Qだけで2連続を含む3本の3ptを沈めリードされる。新潟も#54ホルム(C 212cm)や#14デービス(SF/PF 206cm)のインサイドアタックで得点するが単発で続かない。第2Qになると新潟のボールが回り始める。#20マーリー(G 193cm)、#15根東(G 185cm)らのジャンプショットで追い上げると、第2Q残り約6'35マーリーの得点でリードを奪う。更に#3マキシー(SF/PF 198cm)のファストブレイクレイアップ等で加点して最大10点をリード。ところが、前半残り1分半を切って大阪に2-6とランを作られ更に終了間際にターンオーバーから大阪#13セントプルー(G/F 196cm)にファストブレイクで決められ後味の悪い終わり方。42-38 新潟4点リードで後半へ。
後半の出だし新潟は#23佐藤(公)(SG 186cm)のドライブ、大阪は#0小淵(G 182cm)のスピンムーブ等で得点し両チーム一進一退の展開。試合が動いたのは第3Q5'15の竹田の3ptを皮切りに大阪に2分半の間に4本の3ptを沈められた場面。この間4-13のランを作られ、リードを奪われる。オフェンスでも第3Q最後の2分半で無得点。このQ14点しか獲れず5点を追う展開で最終Qへ。追い詰められた新潟だが簡単には終わらせない。逆転ののろしを上げたのは#13小松(SG 184cm)の3pt。#32池田(SF 191cm)がドライブで続くと、ホルムがインサイドを確実に決めてリードを奪い返す。更にマキシーのインサイド、ホルムのAND1で12-1のランを作った所で大阪がタイムアウト。この時点でスコアは68-62と新潟6点リード。この勝負所で圧巻のパフォーマンスを見せたのはホルム。インサイドをしつこく攻め、このQだけで13得点。大阪も反撃し、一時は3点差まで詰め寄られたものの、残り1分を切って小松がミスしたジャンプショットのオフェンスリバウンドを池田が獲ると、残り約30秒でマーリーがピック&ロールからのドライブで大阪ディフェンスを引き裂く。このプレーでAND1を奪い、6点差としたところでシーソーゲームに勝負あり。最後は大阪のターンオーバーからホルムがダンクを決めて83-73で新潟が勝利。新潟がbjリーグ初年度から7年連続のプレーオフ進出を決めた。
チームスタッツ
新潟 | 大阪 | |
---|---|---|
35/81 43.2% | FG | 29/64 45.3% |
3/13 23.1% | 3P | 9/29 39.1% |
10/13 76.9% | FT | 6/11 54.5% |
16 | AST | 14 |
2 | STL | 3 |
2 | BLK | 4 |
6 | TO | 6 |
55(OR23 DR32) | REB | 34(OR8 DR26) |
FG:フィールドゴール(2ポイントと3ポイントの合計)、3P:3ポイント、AST:アシスト、STL:スティール、BLK:ブロックショット、TO:ターンオーバー、REB:リバウンド、OR:オフェンスリバウンド、DRディフェンスリバウンド
スタッツリーダー
- 新潟:ホルム 19得点/マキシー11リバウンド/マキシー3アシスト
- 大阪:竹田 20得点/ベル 12リバウンド/タイナー 5アシスト
ギャリソンHC試合後インタビュー
今日の試合は出だしがイマイチでしたが、ゲームの締め方は良かった。今週は練習でリバウンドがカギだと強調してきたのでしっかり獲れたことは良かったです。ガード陣が良くリバウンドに絡んでくれた。相手を止め、リバウンドを獲らないことには走れないですから、今日のようにチームでリバウンドの意識を高く持ちガード陣もリバウンドに絡んだことは良いことです。大阪のような小さくて手を出してくる相手にターンオーバーが少なかったことも勝因の一つでした。満足や慢心がこの時期には一番怖い。プレイオフは決めたが明日も試合があり大阪は先週も20点差で敗れた翌日に勝っているので今日の勝利に満足せず明日も戦う。
【4/8大阪戦】ディフェンスを崩され大量失点で大阪に敗れる
2012年4月8日(日)東大阪アリーナ 14:00ティップオフ 観客1,425人
レフリー:井村延広、加納康平、デビッド・ロウ
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
大阪 |
24 | 28 | 32 | 19 | 103 |
新潟 |
26 | 12 | 29 | 25 | 92 |
新潟25勝21敗 得失点差+3.6 東地区4位(3位横浜と同率。直接対決の得失点差による)
スターティングメンバー
- 新潟:PG#1ゴードン、SG#23佐藤(公)、SF#32池田、F#14デービス、C#54ホルム
- 大阪:PG#10タイナー、G#0小淵、SG#6竹田、G/F#13セントプルー、F#15ベル
ゲームレポート
前日にプレーオフ進出を決めたが、直接対決の得失点差で下回る横浜、仙台も前日の試合に勝ち1ゲーム差に迫っているため負けられない。両チームとも前日と同じスターティングメンバーで試合開始。新潟は#23佐藤(公)(SG 186cm)のジャンプショット、#14デービス(SF/PF 206cm)のインサイドアタック等で序盤にリードを奪う。しかし、大阪は前日20得点の#6竹田(SG 182cm)がコーナーから3ptを沈めると、ドライブからキックアウトして3ptのパターンで連続得点で逆転。反撃する新潟はベンチから入った#20マーリーが2本の3ptとジャンプショットを沈め、更に#32池田(SF 191cm)の3pt、#54ホルム(C 212cm)のオフェンスリバウンドからのプットバックが続いてリードを奪い返す。第1Q終了して26-24とハイスコアな展開。インサイドのサイズで劣る大阪はスペースを広く取りドライブとアウトサイドシュートで攻め、このオフェンスが試合を通じて新潟を苦しめる。第2Q開始すぐに大阪#7今野(G 186cm)の3pt、#15ベル(F 206cm)のアタックなどでリードを奪い返されるとオフィシャルタイムアウト明けに青木に連続得点を許し、更にベルの3ptでニ桁のリードを許してしまう。オフェンスでもフィニッシュの精度を欠きこのQ僅か12得点。38-52の14点ビハインドで後半へ。前半FTが1本も無くリングにアタック出来ていないことも痛い。
点差を詰めたい新潟だが後半も大阪のオフェンスが好調。新潟もインサイドアタックで得点しているものの後半出だしから9回のディフェンス機会全てで失点し第3Q残り5分を切りこの試合最大20点のリードを奪われる。新潟はゾーンとマンツーマンを併用するが大阪のドライブに対してヘルプディフェンスが機能せず、更に大阪の3ptも高確率で決まり攻略の糸口を見いだせない。19点ビハインドで最終Qへ。後が無い新潟はインサイドからの攻撃とインサイド→アウトサイドからの3ptで反撃の糸口を探り、残り約3'15池田の3ptで11点差と残り時間を考えると十分射程圏内に大阪を捉えたかに思えた。しかし、その後ファールゲームで最終盤に9点差と一桁点差にするものの最後まで大阪のオフェンスを止められずに92-103で試合終了。このシリーズを1勝1敗で分けた。新潟は後半54得点したものの、試合を通じて大阪に3ptを13/25 52%の高確率で決められたことに加えチームディフェンスも崩れ今季ワースト2の103失点。
この日、横浜が秋田を破ったため新潟と横浜は勝率で同率で並び、直接対決の得失点差により新潟が4位、横浜(レギュラーシーズン残り6試合)が3位に。2位秋田(レギュラーシーズン残り4試合)とは1ゲーム差。新潟のレギュラーシーズンゲームは残り6試合。ホームで京都、滋賀、アウェイで埼玉との対戦。一つずつ勝ち星を重ねてより優位にプレイオフを戦うためにもディフェンスの修正が必須だ。
チームスタッツ
新潟 | 大阪 | |
---|---|---|
36/76 47.3% | FG | 36/69 52.1% |
9/21 42.9% | 3P | 13/25 52.0% |
11/15 73.3% | FT | 18/30 60.0% |
21 | AST | 23 |
1 | STL | 3 |
1 | BLK | 4 |
8 | TO | 3 |
46(OR20 DR26) | REB | 43(OR20 DR23) |
FG:フィールドゴール(2ポイントと3ポイントの合計)、3P:3ポイント、AST:アシスト、STL:スティール、BLK:ブロックショット、TO:ターンオーバー、REB:リバウンド、OR:オフェンスリバウンド、DRディフェンスリバウンド
スタッツリーダー
- 新潟:マーリー 26得点/ホルム 17リバウンド/ホルム 7アシスト
- 大阪:ベル 33得点/ベル 12リバウンド/小淵 9アシスト
ギャリソンHC試合後インタビュー
大阪に全てのシュートを決められてしまった。ゾーンもマンツーマンもやったが大切にしている出だしで相手を勢いづけてしまったのが痛かった。92点も取ると勝つものだが個人のディフェンスもチームディフェンスも機能しなかったので向上が必要。ベル選手に良い試合をされてしまい、それが大阪を勢いづけてしまったし、タイナー選手に何度もゴールへドライブを許してしまった。レギュラーシーズン残り6試合。毎日の練習から強い意志を持って臨み、試合に向けて準備し続けていくことが重要。
各種情報
ボックススコア、順位表はbjリーグ公式サイトをご覧ください www.bj-league.com
試合映像(bjtv *有料) www.basketballjapantv.com
GAORA録画中継(4月8日(日)試合) 4月11日(水)26:00~28:30、13日(金)7:30~10:00
※放送予定は変更となる場合がございます/p>
次節
- 4月14日(土) 18:00/15日(日)13:00
- 新潟アルビレックスBBvs京都ハンナリーズ
- @東総合スポーツセンター(新潟市東区はなみずき3-4-1)
- アクセス
[バス] 新潟駅南口発 木戸病院線 「はなみずき」下車 徒歩3分
(循環)古町NEXT21前発(木戸病院経由)古町線 「はなみずき」下車 徒歩3分
[電車] 新潟駅発(JR白新線) 「東新潟駅」下車 徒歩25分