[2012.03.31] 薬物問題対策に関する進捗報告
bjリーグでは、先日、全登録選手に対して薬物簡易検査を実施し、薬物問題対策委員会への報告を行いました。
このたび、薬物問題対策委員会より「薬物簡易検査の結果を慎重に検討したところ、一部に、結果を特定するには至らないものの、一般的な検体とは異なる何らかの痕跡を示すものがあり、治療用の薬剤等によるものでも同様な痕跡が出る可能性がある為、当該選手について、専門機関での再検査を実施すべき」との答申がありました。
bjリーグでは、払拭できる疑念は払拭し、絞り込める痕跡を絞り込む為には、より厳密なる検査の実施が必要とのコミッショナー判断により、選手のプライバシーを尊重の上、下記の通り一部選手に関して専門機関での精密検査を実施することを決定いたしました。
再検査実施に関して
①実施期間:検査機関の受け入れ体制等を考慮し、4月6日(金)までに実施
②検査該当選手:薬物問題対策委員会から所属チームに通知
③結果報告:第2回薬物問題対策委員会を開催し、4月20日(金)までにコミッショナーに結果を報告
なお、検査該当選手に関しましては、薬物対策委員会のみ把握しております。検査該当選手のプライバシー及び人権の尊重の為、現段階では、選手を特定するようなご取材、ご報道はご遠慮いただけますようお願い致します。
但し、上記検査の結果如何によっては、当該選手については、リーグとして厳しい態度で臨む所存です。
bjリーグでは、この度の薬物問題を真摯に受け止め、夢を与えるプロリーグとして薬物撲滅へ向けた活動を行っていきます。具体的な方針などは4月中を目途に発表する予定です。